- 出演者
- 香取慎吾 岡崎体育 氷川きよし 小室哲哉
この番組はゲストが偏愛する音楽についての持論を語り合う音楽トークバラエティー。記念すべき第1回目のゲストは氷川きよし。下積み時代を支えた小室ミュージックを語る。そして小室哲哉本人サプライズ登場でサロンは大騒ぎ。
オープニング映像が流れた。
ゲストを迎える前に音楽好きのサロンの主の持論を聞いてみた。香取慎吾が偏愛しているのは坂本九だという。持論は「坂本九は笑いの魔術師である」とのこと。笑いながら歌うことで聴く人を笑顔にするなどと話した。そしてゲストが見たいVTRをDJ岡崎体育が用意したとのこと。
笑いながら歌う坂本九の映像が流れていった。
最初の偏愛ゲストはKIINA.こと氷川きよし。2000年、箱根八里の半次郎で演歌歌手としてデビューした。その後紅白歌合戦に24回出場を果たすなど歌謡界をけん引するアーティストである。
偏愛ミュージックタイムがスタートし、氷川きよしは持論として「小室ミュージックは助詞が命」だと答えた。氷川きよしの意外な偏愛音楽について話していった。1996年に演歌歌手を目指し福岡から上京したが、その年の4月はヒットチャートの1位から5位は小室哲哉の手掛けた楽曲が独占していた。
日本中が熱狂した小室ミュージックを当時の映像で紹介していった。
氷川きよしはglobeが特に好きで楽曲も全部好きだという。そしていまでも大切に持っているというglobeのアルバムを今回は特別に持って来ていた。思い入れのある曲は「sweet heart」でMVに影響されて2曲目は力を入れてもらったPVとなり「ガイコツマイクを置いていただけますか?」となっていた。そして「小室ミュージックは「助詞」が命」について語っていった。
作詞家としての小室哲哉のこだわりに触れた氷川きよし。小室ミュージックで助詞はどのような役割を果たしているのか。「ね」を繰り返し使うことで誰かに語りかけているような印象を与えたり同じ助詞を繰り返すことで相手に訴えかけているように感じさせる。
氷川きよしは「助詞ってすごい大事で寄り添ってもらえる感覚がずっとあった」と話した。小室さんに聞いてみたいこととして「助詞を巧みに使った「話しことば」を自身はどういう思いで使っているのか?」とのこと。そしてスペシャルゲストとして小室哲哉が登場し、香取慎吾とは15年ぶりになるという。助詞というのは初めて言われたとのこと。小室哲哉は時代で変化する聴き手との距離について話していった。
偏愛ゲスト2人目はイマイさんだという。普段は普通のサラリーマンだが「ハロー!プロジェクトの楽曲」だという。「Hello!Project」はモーニング娘。’25・BEYOOOOONDSなど個性豊かなアイドルがいることで知られている。そんなハロプロ推しのイマイさん流の偏愛とは「吹いて推す」とのこと。「ハロプロを演奏したい人がいるはず!」ということで始めたのがハロヲタ吹奏楽部の通称・ハロ!吹である。3年前に活動を開始し、イマイさんの呼びかけに全国で100人以上のハロプロファンが集結した。演奏で使う楽譜のほとんどはイマイさんが手掛けている。そしてハロー!プロジェクトの持論は「ハロプロ楽曲の魅力は隠し音」とのこと。料理で言う「隠し味」になぞらえて「隠し音」と呼んでいるという。
イマイさんが隠し音を見つけたのは「英雄~笑って!ショパン先輩~」だった。「隠し音」はサビの中に隠されており、「隠し音あり」「隠し音なし」で聴き比べていった。
ハロ吹でも「隠し音」の再現に吹奏楽で挑戦していた。
ハロ!吹メンバーのクラリネット奏者である阿部加奈子さんは速いテンポで1音1音を切って吹く「タンギング奏法」は至難のわざだという。そしてイマイさんは「一生懸命演奏することでハロプロ楽曲への愛を表現し続けたい」と話した。
- キーワード
- 阿部加奈子
小室哲哉にいまの音楽についてどう思うかと聞くと「完成度高い」とのことだった。そして岡崎体育の持論は「小室ミュージックはぬか床」とのこと。J-POPのぬか床だという”小室進行”をキーボードで演奏しながら解説していった。
エンディング映像が流れた。
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