- 出演者
- 成田悠輔 永野
今回は芸人の永野がゲスト。永野は台本が真っ白だったことに驚いたと答えた。
オープニング映像。
成田は永野の服装に着目し斬新な青シャツと赤パンツが気になると答えた。永野はもともと普通の服装だったがある時にH&Mのワゴンセールでこれが売っていたがひょうきん者のコントで使用できるかもしれないともと思い購入したという。北海道で後輩が番組を持っているが、それに出ることになったが後輩のバーターで出るのが嫌で、その時にひょうきん者の服装で出ようと思いこの服を引っ張り出してきたという。この服装をみたマネージャーが絶妙に似合っていると褒めてきたのでこれで行こうと決めたという。また青は人を落ち着かせ赤は人を興奮させる色だが、人々は自分をみていて頭がおかしくなるという。しかし永野は今回成田がつけている片方のフレームが丸で片方が四角という個性的なメガネにふれ、人のことを言えたもんじゃないと一言。成田はわかりやすく欲しがっている感がでていると答え、永野はそれに対しこの形は逆にキャラとして良いと言い訳を用意している感じが嫌だと答え、人にはつべこべ言う割に自分はすべてわかったかのようにいうのは気に食わないと答えた。成田はこの眼鏡をかけている理由におしゃれなメガネ屋で、クリエイティブなメガネを用意してほしいとお願いしたら出てきたという。またその店の店員は、クリエイター系の会社の部長などこじらせている人が着けていると言ってきたという。永野はその店員もこじらせていると語り、本音で語り合わず不本意ですけどという建前があるのが生きてて辛そうだと語った。永野はまた、自分に今後冠番組ができたとしても全部の仕事をこなすほど好きでもないしそんな胆力もないという。
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永野は毒舌の出発点を聞かれたが、もともとは自分はこういう人で、その前からずっとテレビをみては芸能人全般を悪く言っていたという。それで身内が喜んでいたが売れることはなかったので万人受けしそうなネタででたら予想以上に売れてしまったという。またテレビは役者的な部分があると答えたが、毒舌と言えどその部分はカットされてしまう。ギャグや奇声をあげた部分だけ使用されるので本当の自分を出してもダメだと思っていたという。しかしコロナに入り営業もできなくなり、YouTubeに誘われたのに逃げられなくなったという。しかしお笑いをしても動画は伸びず、自分が本当に好きなものを語りその中に誰もみていないと思い毒を仕込んでいたらそれが評価されるようになったという。ありがたいと感じたがテレビはディレクター次第で自分のそういった面はカットされていたのでトラウマになっていて、今ブレイクしているのは嬉しいが負った傷は癒えていないという。今もテレビを信じることができず、どうせカットするんだろうと思っているという。また永野は代名詞のラッセンのギャグでブレイクをした際に、今まで見向きもしてこなかったようなテレビ関係者たちが途端に自分に対して配信で、と動画に寝返るかのような態度が気に食わないという。また芸能人においても自分がブレイクした際に芸能人1年生ようこそというような態度で迎えていたのに今ではキャンプを始め、こじらせている等と言い始めるのもいかがなものかと答えた。成田はメディアでの夢についてはまったくないと答え、芸能界で今成り上がろうと頑張っている人たちは報酬系が壊れてしまうと語る。永野はそれに共感し、なんでもしますと言う態度の芸能人や容姿がいいくせに悩んでいる顔の人を見ると楽屋に出るのが憂鬱になるという。役者や芸人が心から楽しそうに笑っている声が楽屋の外にも聞こえるのが気に食わず、まだキャリアの浅い役者が横柄な態度でマイクを付けられている光景やオンオフの切り替えの速いヤツがいるが、オンオフの切り替えが速いのは猿と一緒で、テレビはその集まり。テレビスタッフは猿たちの曲芸師で、カメラの前にはその形の良い猿たちが映っているので自分は猿の惑星に迷い込んだ気分だと答えた。
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永野は芸人としての行き着く先については無いと答えた。こうして誰かと話していたり、ネタを考えるのが好きで自分のツボを押して金になれば良いと思っていると語り今さら若い人とつながってなにかしたいという色気はないという。またアップデートはしなくていいと語りおっさんと思われる方が良いという。今の人は若い人にこびすぎていると答えた。また学生時代に若者を意識したような先生がいて、タバコを吸う生徒に見つからないところで吸えなどという先生が嫌いで、ちゃんと老けておらず、キラキラを意識しているおっさんが嫌いだという。しかし成田にはそういったところがあると指摘。知らないことは知らないという感じを出して置かないと自分の首を絞めることになると語った。成田は癇癪おじさんになろうとしていると語り、突然理由もなくブチギレたいという。永野はまた若い人に老害とよく言われるようになったという。成田はそれよりも無害のない理解のある老人はもっとヤバいと答え、ちゃんと接続を切って嫌われて淘汰されないといけないと答えた。
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一方で成田は、自分の行き着く先に淘汰される頃に来ていると答えたが、永野はテレビに呼ばれなくなると嫌でもソワソワすると答え、自分の感覚は古くなったんだと思ってしまうという。成田はその言葉にまだまだテレビに出れるように頭を下げたが、永野は節目節目で飲み会を行いお伺いを立てるべきだと答えた。しかし成田は今回の話の中で自分と永野は猿が好きだと答えた。成田は一つ哲学的なことを言いたいと答えたが笑いとはなにか?と永野に質問した。
成田は一つ哲学的なことを言いたいと答えたが笑いとはなにか?と永野に質問した。永野は発想になるほどと思うことがあるが人は初歩的なミスや失敗が一番笑うという。笑いは稚拙なものだが高尚なものにしてしまったので皆がおかしくなってしまったと答えた。また高尚なものは感心はするが前のめりになって笑うほどのものではないと語り、自分は下品なものが好きだと答えた。また永野は成田のメガネに対しても素直な気持ちになって外してしまったほうが良いと答えた。