- 出演者
- 成田悠輔 MIYAVI
今回は成田悠輔がミュージシャン・ギタリストのMIYAVIと対談する。
オープニング映像。
普段の生活についてMIYAVIは音楽や俳優業、ファッションの仕事をしていて、子育てもしているので朝は子どもたちを起こしてトレーニングをして日本語を教えていると話した。朝のルーティンはお供え物をお祈りをしながら発声練習とトレーニング、朝食はスムージーでどこにいても自分を同じ環境に置くために旅先にもきな粉やヘンプパウダーなどを持っていくと話した。
「音楽とは?」と聞かれたMIYAVIは「祈り」と答え、コロナ禍では「旅ができないから何もできなかった」と言いたくなくて、清水寺でライブを行ったと話した。数十年後の音楽について聞かれると、MIYAVIは「AIがヒット曲を作るのにはまだ時間がかかると思う。曲は完璧なものだけが売れるわけではない、そのレベルの曲をAIが作るようになるのは感情が数値化された先。音楽は自分の記憶や思い出と結びついて残る。古いものの価値が高まり、新しいものが残りにくくなる時代になるのかと感じる」と話した。音楽市場が未開拓だった60~80年代にミュージシャンとして生きていたかったというMIYAVIは「今のロックアーティストはあまりロックしていない」と言い、成田の方が自分よりもロックだと感じると話した。
成田は音楽を作る上で周りの声は大事にするかと質問。MIYAVIは「まずは自分の心を基準値にしている。ファンに対してはまっすぐいられるように、その子達にとって有意義なものでありたいということも基準値」と話した。
ギターの一番面白いところについて、MIYAVIは「どこでも行けるところ」と答え、指1本で弾くことができ、同じフレーズでも弾き方で変わると演奏して見せた。代名詞であるスラップ奏法を始めたのは18~9歳でアジアに行き始めたときで、ギタリストとして世界中でやっていくためにどんなスタイルがあるか考えたときに三味線のスタイルをギターに取り入れることを思いついたという。
成田悠輔がMIYAVIにギターを教わった。MIYAVIは最初からコードは難しいと言い、ドレミファソラシドを覚えれば「ド」と「ソ」でポップスの曲は弾けると話した。
エンディング映像。