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子犬と暮らすことを決めた家族たち。ワンコを迎えた家族に密着し奮闘する姿を追いかけた。
子犬と暮らすことを決めた家族たち。ワンコを迎えた家族に密着。子犬が家族の一員になっていく日々を紹介。部屋に約1か月間、24時間、定点カメラを設置。
最初の家族は埼玉県在住の7人家族。子どもたちたっての希望で夢だった子犬を迎えることに決めた。譲渡日、子どもたちは学校なので父・篤さんと母・三生さんがお迎えにいった。迎える子犬は生後2か月のトイ・プードルのレオ。家に着くとレオはクンクン活動を開始。レオが来ることは子どもたちには内緒にしている。次男・聖也くんは犬がちょっと苦手。ここから、レオとの新生活がスタートした。2日目、レオは震えて元気がなかった。ブリーダーに相談すると低血糖だということがわかった。子犬は消化吸収が悪いので低血糖になりやすい。来たばかりのストレスや一度にたくさんの食事を与えるなどが原因となる場合もある。ご飯の回数を分け、ふやかしてあげることが大切。5時間後、走れるほどまで回復。3日目、元気に遊び回っていた。レオはケージから出すとトイレをやりたい放題なので、ご飯を食べた後はトイレができるまで外に出さない。外に出したら目を離さず、トイレをしそうになったらケージに戻すというルールを決めた。7日目になってもトイレはなかなか覚えなかった。9日目、子どもたちにはいい変化があった。学校がある日、子どもたちはなかなか起きなかったが、今は6時頃に起き、水やご飯を上げるようになった。さらにトイレの片付けもするようになった。19日目、レオはトイレをちょっとずつ覚えるようになってきた。犬が苦手だった聖也くんもレオに近づくようになった。
58日目、家族を訪ねると大きくなったレオの姿があった。この日は初めてレオの散歩。レオは元気いっぱいに公園を走っていった。レオを迎えて母・三生さんは「笑いがさらに増えた。6人目目の子供を迎えたような。子どもたちのためにもいいことしかない」などと話した。
子どもたちと犬のか変わり方について説明。鹿野正顕は「子どもたちが一生懸命、やろうとしてるのは凄いいいことだけど、どうしても子どもってずっと触ってたいとか、常に気にかけてたいがあるので、子犬だと疲れちゃう。親御さんがついてサポートすると、子どもたちにとっても凄いいい経験になる」などと話した。
続いては神奈川県の勝大さん、朝子さん夫婦。リモートワークが増えたことをきっかけに都内から引っ越し。念願の子犬を迎えることになった。2人が迎えるのは大きな耳がチャームポイントのミックス犬・かんた。推定1歳5か月の男の子。かんたはとてもヤンチャな子だという。この日は保護団体のスタッフに教わりながら散歩の練習をおこなった。1日目、かんたは部屋の中をクンクン嗅ぎ始めた。おすわりは習得済みだが、おかしでつっても、ケージに入らなかった。最初の課題はケージの中は安心できる場所だと覚えてもらうこと。夕方・勝大さんが遊ぼうとするも、かんたに無視されてしまった。5日目、絆を深めるため、かんたを散歩に連れて行った。この日、はじめてかんたが勝大さんの足の上に座った。飼い主の上に座る行動は甘えたい気持ちの現われ。6日目、かんたははじめてケージの中でご飯を食べた。心配事は、外で会う他の犬を急に怖がるようになったこと。ドッグトレーナーと一緒に散歩講習を行った。ワンちゃんが警戒してたら人が先に、出会ったワンちゃんと仲良くなって、大丈夫な所をみせてあげる。勝大さんの緊張がかんたに伝わり、かんたは不安な気持ちになっていた可能性があるという。翌日からは気持ちを落ち着かせて散歩することを心がけた。すると徐々に他の犬を怖がることはなくなった。
36日目、トライアルは無事に終了。かんたは正式に家族の一員になった。そして2人の夢だった海での散歩をした。勝大さんは「日常にプラスかんたがいることで全然違う楽しみが増えた」などと話した。
飼い主を積極的に見てくる頻度が高くなると信頼感や絆が形成されている証。犬は平均で300単語覚えることができる。
カラちゃんはお母さんがぬいぐるみを投げるとキャッチするのに。お父さんをがぬいぐるみを投げると完全する。一緒に遊ぼうという気持ちが盛り上がっていないという。小さい頃にたくさん遊ぶと、遊び相手と認識する。爪切りや耳掃除だけを担当しているお父さんがいたりすると、楽しい思い出があるわけでもないので遊び相手として認識しなくなっているという。お父さんも4つんばいになって犬のように触れ合うと楽しみが上がってくる。キャバリア・まるは一緒に暮らしている猫にずっとスリスリしている。猫も家族。親しみやすい仲間だと思っている。3頭の秋田犬、お風呂が湧きましたと音声が流れると、1頭だけが遠吠えを始まる。音声の前に流れていくるメロディーに反応しているという。
続いては千葉在住の4人家族。犬を迎えるきっかけは次女・瑠莉さんの7年越しの片思い。達郎さん一家は念願のしば犬を迎えるため保護団体の施設を訪れた。待っていたのは黒豆しば。この日が正式譲渡の日だった。名前は月乃に決まった。月乃は5歳。これまで繁殖犬としてブリーダーに飼われていた。月乃はまだ人間にも家庭生活にも慣れていなく子犬のような面もある。自宅に到着。ゲージに入れるといきなりトイレ大成功。ゲージから出すと行ったり来たりを繰り返した。抱っこも成功しとても落ち着いていた。2日目、月乃はそわそわしあちこちで、おしっこやうんちをしてしまった。朝起きたら散歩。夕方も散歩することに決めた。3日目、ハーネスをつけ抱っこで散歩。トイレもちゃんとした。次のテーマは自分の足で歩いてもらうこと。夕方、散歩に行こうとしても抱っこしての仕草をした。抱っこから下ろすと月乃ははる香さんの周りをぐるぐるまわり、抱っこの合図をした。気がかりなのは家にいてもずっと部屋の周りをぐるぐる回ること。限られた空間で飼育されると欲求が満たされずにいる行動の可能性がある。散歩などで運動欲求を満たし時間をかけて見守ることが大切。13日目、9日ぶりに父・達郎さんが出張から帰宅すると月乃は吠え始めた。15日目、月乃は父・達郎さんにも慣れた。最初は部屋のなかを1日中ぐるぐる回っていたが、リラックスして休む時間が増えてきた。
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37日目、母・はる香さんから「月乃の散歩に出られていない状態。私が警戒されるようになって数日後から子どもたちが抱っこしていても暴れるようになりハーネスがつけられなくなってしまった」と連絡があった。散歩から帰ってきたときに、足を抑えながら拭いて大きな声を出してしまったという。家族一丸となって月乃を見守ること2週間。月乃は庭で自由に遊ぶ楽しさを見つけていた。
人に慣れてたとしても、正面から覆いかぶさるように抱っこされるのは犬は嫌い。後ろか横から抱いてあげるのがいい。島崎遥香は「ワンちゃんも人間と一緒にで人だと思って向き合っていると、感情が一番大事なんだなって思った」などと話した。
エンディング映像。