- 出演者
- 小倉智昭 松本若菜 HIRO(EXILE)
オープニング映像。
今最も注目される女優・松本若菜。幅広い演技力が話題を呼び、2作連続でドラマの主演を務めている。現在放送中のドラマ「わたしの宝物」では夫に秘密を抱えた主婦を演じている。女優を目指すきっかけになったのが奈美悦子からのスカウト。15歳の時、奈美悦子に出会い、「芸能界に興味ない?」と声をかけられた。しかし、話が進んで現実的になるに連れて、怖くなったという。高校卒業後、すぐに就職したが、日々が忙殺されていく感じがしていた。22歳の時、奈美悦子の事務所に連絡をすると覚えてくれていたといい、両親の反対を押し切って上京。一番最初のオーディションに受かり、「仮面ライダー電王」に野上愛理役で出演。人気作でデビューしたが、その後はアルバイトをしながらの長い下積み時代が始まった。オーディションを受けるも9割は落ちていた。ただ、下積み時代の経験が今の演技に活きているという。母に「今の仕事が終わったら鳥取に帰る」と伝えたことがあったが、結局辞めることができなかった。母に思いを伝えたことで、ちっぽけなプライドが割れたと話した。苦しい時代を乗り越えて出会ったのが、ドラマ「やんごとなき一族」の深山美保子役。クセの強い演技が話題になった。
話題となった松本劇場。自身が選んだベストシーンを振り返った。松本若菜は何度もNGを出した。1.5倍速で喋ってほしいと言われたシーンもあったと話した。ドラマ「やんごとなき一族」でのブレイクの前に女優として大きなステップがあった。2017年公開の映画「愚行録」でヨコハマ映画祭・助演女優賞を受賞。授賞式での景色はいまだに憶えているという。この映画で松本若菜は物語のカギとなる殺害された一家の母役を演じた。小倉智昭はビンタをされた後にうすら笑いをしてやり返すシーンに心を奪われたという。松本若菜は最終的にあれを使ってもらえて嬉しかったと話した。休日は消しゴムハンコを作っているという。出演作の消しゴムハンコを作り、告知をしたこともある。ドラマ「わたしの宝物」ではモラハラまがいの夫に愛想を尽かし、夫の子ではない子どもを夫の子として育てる妻を演じている。嫌われてもいいと思いながら演じていると話した。
理想の女優像について、松本若菜は「松本若菜にやらせて良かったね」と言ってもらいたい。自分じゃないとできなかったと思えるくらい作品に没頭できる人でありたいと話した。
EXILE・HIROはパフォーマー兼リーダーとしてEXILEを国民的グループに押し上げるも、2013年にパフォーマーを引退。その一方で自身が創業した芸能プロダクション「LDH」の社長として手腕を発揮し、様々な事業を展開。EXILEメンバー6人からスタートしたLDHは今やアーティストや俳優、モデル、アスリートなど約200人が在籍。グループ会社を合わせた社員数は約500人。元々会社をやりたいという思いはなかったが、アーティストとして夢を叶えた先には色々なことを将来的にやりたいと周りに発信していたという。ダンススクールやアパレル、飲食事業など将来を見据えていたことから会社を立ち上げた。約5000人以上の生徒が通うLDHのダンススクール「EXPG STUDIO」。EXPG高等学院では通信制のN高等学校と提携し、ダンススクールに通いながら高校卒業の資格を取ることができる。2012年にデビューした「GENERATIONS」より下の世代の8~9割はEXPGで学んだ子たちがデビューしているという。GENERATIONSくらいまでの世代はHIROが先頭に立って指導していたが、今は若い子に勉強会を徹底的にやっていると話した。
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HIROは小さい頃、親には心配をかけた。そういう反省の意味も込めて自分が成功したら、まずは親孝行をするようにとメンバーに話していたという。今では母親に毎日のように子どもの映像を送って近況を知らせている。2004年の武道館ライブには母親が登場し、花束を受け取った。この日はHIROにとってZOOのメンバーとしてスタージに立って以来、11年ぶりとなる武道館だった。母親の登場は晴れの舞台を祝おうとしたメンバーからHIROへの“親孝行”サプライズだった。現在、MAKIDAIはDJ、TETSUYAはコーヒーショップ、AKIRAはLDH愛夢悅の社長、松本利夫は俳優、ÜSAはダンサー、橘ケンチは日本酒作り、NAOTOはアパレル、SHOKICHIは和牛の飼育をしている。
HIROは基本的にやりたいことにノーはない。ただ、夢物語で軽いノリはダメだと話した。食べていける場所は常にいくつになっても用意したい。夢が循環するような仕組みが今のLDHのエンターテインメントのつくり方だという。コロナ禍では300数公演のライブが中止になり、かなりの損失が出た。コロナ禍が明けた時に備え、再出発への準備の一つがグローバルマーケットへの挑戦。全員「EXPG STUDIO」出身の7人組グループ「PSYCHIC FEVER」。2022年にデビューし、今年は3か国で9公演を行うアジアツアーを敢行。今年7月、PSYCHIC FEVERは初めてのフランスでライブパフォーマンスを披露。フランスでのライブは初めてだったが、すでに振り付けを完コピするファンもいた。
フランスでのライブが想像以上に盛り上がったワケについて、HIROは東南アジアを中心に地道な活動をしており、ファンのネットワークも形成されたと話した。これまでのSNS戦略で楽曲は2.5億回再生と大バズり、それが初ライブを大成功に導いていた。来年からは北米ツアーが始まる。小倉智昭は個人的にはf5ve(ファイビー)が好きと話した。今年5月にデビューした5人組ガールズグループ「f5ve」。先月リリースした新曲「UFO」ではエイリアンメイクが話題になった。HIROは準備していたものが結果につながってきている。グローバルでもLDHらしい面白い展開ができると思っていると話した。
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