- 出演者
- 黒柳徹子 和田秀樹
今日のお客様は和田秀樹さん。
和田秀樹は東京大学医学部出身の高齢者専門の精神科医。後悔しない老後について話す。いい思い出がいっぱいある人は亡くなったときに「いい人生だった」と思えるが、我慢を重ねて幸せな思い出を残さないのは勿体ないという。歳を取った時のためにお金を貯めなきゃと思う人は多いが、本当に弱った時は日本は割と福祉がいいのでそんなにお金がいらないという。老後2000万円問題は65歳から30年生きる計算で、一般的には85歳を過ぎたあたりからお金はあまり使えなくなることを考えたらそこまでの貯金はいらないと言った。遺産相続で揉めるなら相続税100%にして年寄りがもっとお金を使うようになればいいと言った。お金を使うとハッピーな気分になるので免疫力が上がるという。
後悔の2つ目の原因は医者で、医者の言いなりになって好きなことができなかったら悲しいと言った。歳を取れば取るほど個人差が大きくなり、医者が言う身体に良い悪いを超越した個人差があるという。日本人の死因のトップが「がん」である以上、免疫力が大事で、よく笑う方が長生きするという。
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- がんナチュラルキラー細胞
後悔の3つ目の原因は人間関係。偉い人は下の人に偉そうにしていたのでお見舞いに来てもらえないが、下の人を可愛がっていた人は歳を取ってもお見舞い来てもらえるという。最近は「夫源病」が話題になっていて、定年後に20~30年いられるか見直した方がいいと話した。60代での再婚も珍しくはないという。和田先生は好きなことにお金を使っているので慢性的にお金がないが楽しい人生を送れている気がすると言った。いつまで生きられるかわからないので我慢より今の幸せを取ったほうが確かだと言った。
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- 上沼恵美子
幸せかどうか客観的に調べる方法はなく、自分が幸せを思ってるかどうかで、ほとんどの国で一番不幸せなのが48歳くらいで一番不幸せなのが82歳以上だという。48歳くらいは周りと比べて自分は不幸だと思っちゃう。行きてるだけで幸せが感じられる年代が80以上だという。最近は死んでから名前が残ることを考えているという。
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