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俳優・安達祐実は1994年、ドラマ「家なき子」で主人公を務め、天才子役として世間に認知された。「天才子役」と呼ばれながら消えていく子役は数多くいる中、安達は41歳の今、再び輝きを放っている。
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オープニング映像。
俳優・安達祐実はまもなく42歳になろうとしている。最近では脇役を演じる機会が多く、安達は「主演も機会があるならやりたいですけど脇が好きですね」と話し、いずれは「バイプレーヤー」と呼ばれるようになりたいと語った。安達は今、同世代の女性たちから圧倒的な支持を受けている。最近はその変わらない容姿のため年齢に「奇跡」という言葉がつくようになり、飾らない日々を伝えるインスタグラムは114万人ものフォロワーを抱えている。安達は「包み隠すつもりないから全然このまま歳をとっていくと思うんだけど、そういう時に”奇跡の”とか言われてたけど超老けたじゃんとかっていう方になっていくじゃないですか。ただ自然に歳とってるだけなのに」などと年齢を重ねることについての考え方を語った。
今回の取材をするにあたって安達は「本当の私を見て欲しい、知ってほしい」と希望していた。10代の頃、次々と主演を務め多忙な日々を送っていたが、年齢を重ねるにつれ仕事が減り、当時の未熟な心では「受け入れられなかった」と安達は話した。「仕事をしていない自分に何の価値があるのかを全然見出せてなかったから、仕事なくなったら死を宣告されてようなもので、命にかかわっちゃう。本当に焦っていたと思う」などと振り返り、成長していく自分と子役のイメージの間で葛藤していたと明かした。安達は今年、約10年ぶりに舞台で主演を務める。
5月、安達祐実主演の舞台「綿子はもつれる」の幕が上がった。2歳の時からずっと演じ続けてきた安達は人生の浮き沈みを経て、「始まりがもう(演じることを)やっていた状態。自分発信じゃないものが今自分の生きる意味を与えてくれている」と語った。
「情熱大陸」の次回予告。
「ドーナツトーク」の番組宣伝。