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- 椛島健治
世界の皮膚科学をけん引している京都大学教授・椛島健治。椛島が著した一般向けの著書「人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性」は目からウロコの情報に満ちている。出版を契機に様々なメディアで皮膚の大切さを訴える機会も増えてきた。光学メーカーと共同開発した革新的な顕微鏡は皮膚の内部を3次元的に観察できる。アレルギー反応が引き起こすかゆみのメカニズムの解明などで輝かしい功績を残してきた。山中伸弥教授も賛辞を惜しまない。椛島はフルマラソンで3時間を切るツワモノでもある。
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- BSテレ東Cosmetic Scienceいまからサイエンスブルーバックスワシントン大学京都大学京都大学iPS細胞研究所人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性文部科学大臣賞日本医師学会賞日本学術振興会賞米国皮膚アカデミー スター賞米国皮膚協会 最高賞講談社科学出版賞
雨が降らなければ職場までの6キロはランニング。拠点は京都大学附属病院で医師としも週2回外来に臨む。椛島は70人が集う皮膚科学教室のリーダーを務めている。皮膚科の病気は2000種類を超え、他の診療科とは比べ物にならないくらい多く診断は容易くない。この20年らい椛島が大きな研究テーマとしているのがアトピー性皮膚炎。1970年生まれの椛島は開業医に憧れ京都大学医学部に入学。30か国以上を放浪し直感の大切さも知った。アトピー性皮膚炎の治療法を確立しようと決意。ふとした疑問やヒラメキは必ず手帳に記している。院内のラボには40人の専任スタッフが常駐し皮膚のメカニズムを解き明かすべく努力を重ねている。
椛島は臨床医、研究者、後進を育成する教育者でもある。ラボに加わって間もない長谷川さんを伴いアメリカ・セントルイスに渡りランゲル細胞国際学会の交流会に参加。会場では最前列に陣取り、この日は司会進行も任された。アトピーで炎症が起きるプロセスを可視化した映像は専門家たちの大きな注目を浴びた。
椛島は帰国したその足で化粧品会社と打ち合わせ。「ここ数年間でどうして老化が進むのか、ちゃんと分子の言葉で言えるようになってきている」と話す。椛島賢治は走り続ける。皮膚の不思議を追いかけて。
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