- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
コインランドリーはここ20年で店舗数が倍増した。最近ではカフェを併設するおしゃれなコインランドリーも登場している。今回はコインランドリー業界の大手メーカーの製造工場を探検する。
オープニング映像。
滋賀県甲賀市は忍者体験をできる施設や信楽焼の産地としても知られる。洗濯乾燥機工場を訪れた。ここの業務用洗濯乾燥機はグッドデザイン賞を受賞している。業務用洗濯乾燥機と家庭用洗濯乾燥機の違いとして業務用洗濯乾燥機は処理量が多い、処理時間が短い、耐久性が高いとのこと。1971年に日本初のコインランドリー用洗濯機を発売した。コインランドリー用洗濯乾燥機は2012年に製造・発売した。コインランドリーの数は全国に25000店舗以上ある。昔は洗濯機を持っていない単身者をターゲットにしていたが、現在はファミリー層にもターゲットが拡大している。布団や毛布などの大物洗濯のニーズが高まった。
製造現場を探検。工場は東京ドームの半分の大きさになる。最初は外槽と呼ばれる洗濯時に水が入る部分の製造。外槽はロールベンダー機で鉄板を円柱状に曲げて作る。外槽のつなぎ目を機械で溶接する。次はつなぎ終えた外槽に部品を溶接する。乾燥する際はドラムを右回転150秒、左回転5秒でやっている。理由は熱風を逃さないためだという。溶接を終えると穴が空いていないか石鹸水を塗り空気を当てて確認する。続いて主軸の製造。主軸は洗濯物を入れるドラムを回転させる軸になる。次にドラム部分の製造。ドラムのつなぎ目は負荷がかかるので溶接とリベットで外れないようにしている。続いて外槽と土台の連結作業になる。Gセンサーは洗濯物の偏りを検知すると逆回転させて洗濯物を分散させる。脱水中も揺れを検知すると回転数を落とす。
- キーワード
- 東京ドーム
コインランドリーでシワなく乾きムラをなくすには容量の半分くらいの大きさになるような洗濯乾燥機を選ぶことだと紹介。洗濯乾燥を早く終わらせたい場合は前の人が使用して温かい状態の物を選ぶと良いと紹介。
コインランドリーの外側を覆うフレームの曲げ工程では鉄板の端を曲げて立体定期なフレームに仕上げると紹介。曲げたフレームを組み立てて外側を覆い、正常に作動するかを確認する機能検査が行われる。最終検査後に1台だけ抜き取り5時間で66項目の出荷抜き取り検査が行われ、異常があれば同ロットはすべて再検査となる。
中川家が学びのブルースを披露した。
「探検ファクトリー」の次回予告。