- 出演者
- -
田中達也の「ミニチュア・アート」の世界を紹介。
- キーワード
- Instagram
オープニング映像。
2017年に朝の連続テレビ小説「ひよっこ」のOPではミニチュアアートが紡ぐノスタルジックな昭和の風景で田中達也さんの作品。この夏に日本橋の老舗デパートで田中達也さんの展覧会が開催中。8階の会場には趣向をこらした数々のミニチュア作品が並べられている。身近な小道具とミニチュアが繰り広げる鮮やかな美の世界。流行のサウナは爪楊枝で再現。またそのタイトルも実に面白く、黄金色の麦畑でひさしぶりに孫と再会するその場所はニットの上なのでひさかたの 孫の笑顔に“ニッと”するというタイトルなどがある。田中達也さんは鹿児島市に在住しているが、そのアトリエはスマートに整えられジャンルごとにミニチュアなどが並べられアート空間のよう。その人形だけで10万体はいるという。
見立ては違うものに視点を変えると違うものに見えてくるという面白さ。誰もが知るバインダークリップは椅子に活用。誰もが知る形であればこそ少し見立てを変えるだけで現れる意外な世界に。
ホッチキスの針は三角定規とあわせてエスカレーターに。山岳パーティが挑む雪山はトイレのフタを活用した。専門家はこのような作品について美を楽しむ心のなかに見立てというキーワードは常にあったと答えた。洋服のボタンは四色揃えると春夏秋冬の移ろいを表現。
シシド・カフカもミニチュアアート作りに挑戦。愛用のドラムスティックを使用した作品を作る。ドラムスティックを流れ星にみたてるという。他にもタンバリンやカスタネットを使用し、惑星のようにする。
見るものをハッとさせドキッと思わせる田中劇場。今回田中さんには番組をテーマにしたミニチュアアートを作ってほしいとお願いした。
今日の作品を作るために田中さんが行ったのは材料集め。葉っぱや貝等を使用するという。
田中さんは1081年に熊本県で生まれた。畳を田んぼにして畳のへりを道に見立ててミニカーを走らせていた子供だった。大学卒業後にはは鹿児島のメディア制作会社でアートディレクターをつとめながらインスタグラムをスタート。被写体が欲しくなりフィギュアを並べて撮影していたが1年が経過した頃に夕食にのこったブロッコリーを置いて動物のフィギュアを置いて木のように撮影したところ反響がよかったという。日常のものとミニチュアを絡めたほうが面白い表現になると感じ突き詰めていったという。見立てのおもしろい気づきその世界をどんどん掘っていくとアイディアが湧き出し居間までみたことのない景色が広がった。専門家は田中さんの作品について気持ちが明るい方向に変わるようなアイテムになり得るという提案が新しいと語った。2011年から田中さんは1日も欠かさずに作品を投稿し続けている。今や380万人のフォロワーがいる。
田中さんが 番組をテーマにしたミニチュア・アートを作成。レジンを使用して作品をくっつけるが葉っぱは額縁と合わせるなどした。市販のものから自作のものまで10万体のフィギュアは性別や職業ごとに細かく整理されている。サイズも様々。
田中達也さんの展覧会は全国各地で行われている。高知県立美術館では、お寿司の作品があるが会場ごとに地元をテーマにした作品を作り上げる。
シシド・カフカがミニチュア・アートに挑戦。木くずを星のひらめきに宇宙飛行士や宇宙人のフィギュアを用いて作品が完成した。
- キーワード
- たいこの光
田中達也さんが作った番組をモチーフにしたミニチュア・アートを作り上げた。
新・美の巨人たちをテーマに作られた作品は、自然のものをアート作品として展示した美術館のよう。写真を撮影し作品はこうして完成するが撮影後は作品はバラしている。次に写真を加工していく。
新・美の巨人たちをテーマに作られた究極の美は自然の中にあるが完成した。シシド・カフカは今回の感想にボロボロのスティックが流れ星になるとは思わなかったと答えた。
- キーワード
- 究極の美は自然の中にある
「新美の巨人たち」の次回予告。
「スポーツ リアライブ」の番組宣伝。