2025年4月19日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日

日本のチカラ

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今回は…

いぶりがっこの伝統を守ろうとする女性農家を特集。

日本のチカラ
マリさんのいぶがっこ作り

秋田県仙北市でいぶがっこが作られている。その作り方では種まきから始まる。いぶりがっこを製造飯場する三吉農園の加藤さん。雨で流された大根の種を植え直しを行い、最近は大雨や気候に悩まされほとんど大根ができないことも。いぶりがっこ作りは姉とともに行っている。農業を初めて10年、日々学んでいる。農業の道に進んだきっかけは大学卒業後に参加下青年海外協力隊。ケニアで2年間エイズ対策や、野菜を使った栄養指導を行った。その中で多く立ち会った死。その中で食べるものを作る人がかっこよく見えたという。故郷に最も適していると感じたのが大根。田沢湖を望む地元のスキー場に加藤さんの姿が。冬の間はスキーチームのコーチをしている。加藤さんは国内外で活躍したスキー・アルペンスキーの元選手。地元開催の国体の大会でも表彰台にあがった。その麓には温泉宿やペンションがある。その中の一つに加藤さんが暮らしている。所属していたスキーチームの合宿だった場所を引き継いだという。ここに家族で住みながら経営している。海外からのスキー客も置く利用し、冬場の週末はほぼ満室になり料理も好評。

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たざわ湖スキー場ケニアホテルラディッシュハウス三吉農園仙北市(秋田)田沢湖

料理を担当しているのはマリさんの父の正明さん。地元で和食店を営んでいた正明さんは手に力が入りにくくなる病気になり、以前のように包丁を扱えなくなった。店を閉めて今は宿で腕をふるっている。農園の名前にもなっている三吉は、加藤家の屋号の正明さんの店の名前でもあった。香りと食感が特徴のいぶりがっこを使用したメニューも正明さんが考案。いぶりがっことチーズを使ったコロッケを作るのは姉。地元の名所での紅葉まつりが開催し、いぶりがっこのコロッケを観光客に販売したが完売となった。初雪になる頃、大根の収穫は最盛期に。収穫量が増え、その作業負担も大きくなった。味が落ちるために収穫は本格的に雪がふるまでが勝負。マリさんにはいぶりがっこの師匠と呼ぶ農家がいる。高橋節子さんは40年近くいぶりがっこを作り続けてきた。加藤さんのその技を伝えてきた。

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三吉農園仙北市(秋田)抱返り渓谷

法律の改正で、販売用の漬物を作る場合、衛生基準を満たした施設が必要になったいぶりがっこ。そのために高橋さんはこれまで通りにいぶりがっこを作れなくなったという。この地区では多くの生産者がいぶりがっこ作りを諦めた。家ごとに味があり、貴重な収入源でもあったいぶりがっこ。食の安全が求められる中で長年愛されてきた味が消えていく現実。いぶりがっこ作りで重要な燻作業。加藤さんは毎日何度もいぶし小屋を訪れる。場所によって煙の当たる場所が違うために1本1本見極めて位置を変えていく。節子さんに教えてもらった通り、燻には桜と湿った楢の木を使う。ずっと追いかけてきたのは節子さんの絶妙な燻具合。3日から5日かけてじっくりと燻していく。この時期はいぶしがっこと宿の運営と忙しくなる。子育てなどをし、いぶし小屋に向かう。加藤さんは800万円をかけて食品衛生を沿った漬物の加工場を整備。加藤さんはこの場所を他の生産者にも使えるようにと考えた。塩や砂糖などを混ぜた節子さん独自の方法で作っていく。加藤さんもそれを参考に自分の味を追及している。年末には加藤家全員が揃い、新たな挑戦も始まったが、東京に新たな漬物専門店を作るという。

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仙北市(秋田)

加藤さんは大きな決断を経て今年のいぶりがっこが出来上がった。その味に美味しいと答えた。

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仙北市(秋田)
(エンディング)
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