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オープニング映像。
今回はkizunaを運営する野原真麻さんの取り組みと笑顔あふれる縫製工房の物語。
沖縄県・宜野湾市には縫製工房のマールファクトリーが。企業ロゴはゆいまーるという、沖縄で助け合いの精神を意味する言葉が由来。今年2月にでき、パートを含め15人の工房。おもに作っているのはかりゆりウェア。かりゆしは沖縄でおめでたいの意味。自然や工芸、紅型などの沖縄らしさを表現。ビジネスウェアや普段着としても定着。品質管理をうけ認定されたものは認証タグがつく。その商品には別のタグもあり、手で作っていることをアピールしたいという。自社生産や小規模発注を受け皿として縫製業を営む野原さん。縫製業界の人材育成と女性の自立支援。もともと金融業界で管理職として働いていたが、独身で子供を育てていた。管理職だったものの、営業職になり、自分のやりたいことが見失ったが人生をもう一度取り戻したいと仕事の仕方を変えたかったという。母がよく洋服を手作りしていたのをみていた野原さんは一念発起して資金を集め工房を始めた。母の千恵子さんは高校の家庭科教師だったこともありスタッフとして野原さんを支えている。
デザインから縫製まですべて手作業。仕上がった商品は近くのショップで販売している。女性の自立支援に力をいれている野原さん。国の助成金制度を使用し、シングルマザー向けの縫製技術研修をとおしたキャリアパス提供事業を行っている。研修生の中には離島から参加している女性も。照屋美咲さんは子供を寝かしつけた後に深夜、ディスカウントショップで働いている。野原さんは長女と次女との3人暮らし。この日、野原さんは研修生2人を連れて県内大手の縫製工場へ。ここでは一日平均300着、年間10万着のかりゆりウェアを製造している。研修生により就労の経験をしてもらうために縫製組合の協力を経て大きな工場でのインターンシップを受け入れてもらった。
照屋さんはマールファクトリーでの就労が決まった。この日は朝から打ち合わせ。マールファクトリーではこれまでにない大きな仕事が進行中で、この日は施策日の確認で女性向けのセットアップなどを売り出す方針。オリジナルブランドの商品作りで工房は大忙し。これまでにマールファクトリーでは、150着ほどしか多い月でも作ったことがない。今回はワンピースやセットアップなどの13色の商品と700着を作ることに。普段の作業工程も違うために悪戦苦闘。さらに生産計画に遅れが出てきたそこで野原さんはどうしたら効率化あがるかを話し合った。休日に野原さんは妹家族らと一緒にキャンプへ。父の影響でキャンプが大好きだという。マールファクトリーでは話し合いで課題もみつかり生産量もアップ。依頼された新ブランドの商品作りが着々と進んでいる。オジリナルブランドはme ttime。忙しい日々の中でも自分の時間を楽しんでほしいと願いをこめた。
マールファクトリーの野原さんたちは、縫製した服が店頭で発売されていることに興奮した。野原さんはたくさんの人の手にとってもらいたいと答えた。
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