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1882年に設立されたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。クラシックファンの裾野を世界へと広げてきた。ベルリン・フィルの音楽を森の中で楽しむコンサート“ヴァルトビューネ”。始まりは1984年、大人から子供までピクニックのようにクラシックと自然の調和を楽しんでもらおうという試みだった。会場にはビールやスナックの屋台が並ぶ。毎回変わるバラエティ豊かなプログラムもヴァルトビューネの魅力。毎年、アンコールで必ず演奏されるのがパウル・リンケの「ベルリンの風」。曲が終わる頃には夜の帳が下りていく。ヴァルトビューネをドイツ国外で公演するのは今年初めて。
「龍角散 presents ベルリン･フィルハーモニー管弦楽団 ヴァルトビューネ河口湖2025」の告知。
ベルリン・フィルが贈る野外コンサート “ヴァルトビューネ”が日本にやってくる。今年の指揮者はグスターボ・ドゥダメル。ドゥダメルがベルリン・フィルにデビューしたのは2008年。用意された檜舞台はヴァルトビューネだった。ダイナミックなラテンのノリを得意とする一方、繊細で優雅な指揮さばきも見せる。ドゥダメルが故郷ベネズエラのユース・オーケストラと作った「フィエスタ」は南米の局を美しく情熱的に演奏し世界中で評判となった。かつてクラシック不毛の地だったベネズエラで恩師ホセ・アントニオ・アブレウが始めたのが「エル＝システマ」という国家プロジェクト。子どもたちに無償で音楽を教えることで協調性や規律を学ばせ、希望や誇りを持たそうとした。ドゥダメルが背負っているのはベネズエラの若者たちの希望、よりよい世界を作りたいという切なる思い。
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ヴァルトビューネ河口湖2025で指揮者ドゥダメルが選んだプログラムを紹介。ベネズエラ出身のドゥダメルらしくラテンアメリカの作曲家がずらりと並び、最後にバーンスタインの「シンフォニックダンス」という流れ。
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ベルリン・フィルが贈る野外コンサート“ヴァルトビューネ”が日本にやってくる。指揮をするのはグスターボ・ドゥダメル。日本公演の舞台は河口湖ステラシアター。
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