2024年4月28日放送 10:05 - 10:50 NHK総合

明日をまもるナビ
(120)新生活スタート ゼロから見直す防災

出演者
片山千恵子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(明日をまもるナビ)
新生活スタート ゼロから見直す防災

ナビゲーターは危機管理教育研究所の代表・国崎さん。能登半島地震で改めて命を守る環境を整える環境の重要性を感じていると話した。本日のメニューは「自宅の災害リスクは?」「自宅は安全な場所か?」「どこに避難するか?」「避難の間に何が必要?」の4つ。

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令和6年能登半島地震危機管理教育研究所
ハザードマップで災害リスクをチェック!

不動産取引では水害ハザードマップの説明義務がある。すでに水害リスクがある場所に住んでいる場合もハザードマップを見て逃げ遅れないようにすることが大事。ハザードマップでは避難場所も示されている。避難場所は野球場や広場といった一時的に命を守る場所で、避難所は生活する場所がない人が過ごす場所。地盤サポートマップでは地盤情報が色分けされて表示される。

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ハザードマップ地盤サポートマップ
あなたの家は安全? 自治体の耐震化の取り組み

1981年5月以前が旧耐震基準、1981年6月から2000年5月までは新耐震基準、2000年6月からは現行の耐震基準となっている。静岡県ではすべての自治体が無料で自宅の耐震診断を行っている。静岡市では令和4年度に230件だった申込みが能登半島地震の発生から1か月で129件にのぼった。静岡県は南海トラフ巨大地震による被害想定で、住宅建物の倒壊による死者数は7800人にのぼると推計している。県は23年前に「TOUKAI-0」プロジェクトを立ち上げ、耐震診断のほか補強工事を行う場合には一般世帯で最大100万円の補助などを行っている。開始当初73%だった耐震化率は89%まで上昇した。高知県では必要な箇所に絞った低コストの工事を進めている。黒潮町出口地区では79軒ある古い住宅の耐震化率が8%から81%になった。

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TOUKAI-0令和6年能登半島地震出口地区(高知)南海トラフ巨大地震静岡市(静岡)静岡県

新耐震基準の住宅もこれまでに大きな地震に見舞われたところでは耐震診断が必要。自治体によっては住宅の耐震化以外の対策にも補助金が出る制度がある。静岡県では住み替えで補助30万円、防災ベッドの設置に補助10万円、耐震シェルター設置にも補助12.5万円が出る。助成制度は各自治体のホームページ等で確認できる。

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静岡県
ゼロから見直す防災 どこに避難するか?

1次避難は発災直後、避難所で生活すること。2次避難は生活環境が整った場所に移って避難すること。在宅避難は東海などの危険性がない場合自宅で避難すること。

能登半島地震 在宅避難者の生活は?/ゼロから見直す防災 どこに避難するか?

被災状況を想定し、複数の避難先を考えておくことが重要。過去の事例では多くの被災者が旅館に避難したことで避難所として認められた例がある。ペットについては、避難所などでペット避難の支援状況を確認できる。

1分 防災の知恵

「#NHK防災これだけは」から停電中に避難するときの注意点を紹介。漏電や火災につながる恐れがあるためブレーカーのスイッチはすべて落とす。停電で電子マネーが使えない場合もあるため小銭や紙幣を持って避難する。

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NHK防災これだけは
備蓄のアイデア ローリングストック

災害時の備蓄について。よく食べるものを多く買って期限が早いものから食べすぐに買い足すローリングストックがおすすめ。無理せず必要な在庫を保つことができる。水や主食に加えて野菜やフルーツを使った食事を入れることが重要。災害時は冷蔵庫の中のものを使って鍋をするのがおすすめ。水を節約するため投入や液体の鍋の素を使い、燃料を節約するために具材は細かくする。

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ローリングストック法中央防災会議内閣府平成28年熊本地震
ゼロから見直す防災 備蓄品 何が必要?

食料・飲料水以外に必要な備蓄品はカセットコンロ、ソーラー型ランタン、ヘッドライト、ポータブル電源、モバイルバッテリー、ウォータータンク、折りたたみ型キャリー、災害用携帯トイレ。

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