2026年10月8日放送 23:30 - 23:40 NHK総合

時論公論
世界に挑んだ“負けず嫌い” 錦織圭選手引退

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(時論公論)
世界に挑んだ“負けず嫌い” 錦織圭選手引退

今月1日に現役最後の試合を終えた錦織圭選手の現役生活を振り返った。18歳で初優勝し、ツアー優勝は12回と日本人選手の中で突出している。最高ランキングは世界4位で、日本男子で唯一トップ10に入った。2014年の全米オープンでは準優勝。四大大会で12回以上ベスト8に進出した。リオ五輪シングルスでは銅メダルを獲得した。錦織選手以降、日本の男子はさらに9人がトップ100に入った。松江市出身の錦織選手は13歳で渡米し、トップ選手を輩出したアカデミーでトレーニングした。大きな相手にどうやったら勝てるかを追求し、プレーの引き出しを増やした。小さな体を補うため高いボールをジャンプしながら打つエアケイを生み出した。錦織選手はランキングを上げていた2010年前後には、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーのビッグ4が立ちはだかった。フルセットの勝率はビッグ4より高く、現役選手では世界トップ。ここ数年はけがに苦しみ、最後の試合のあと錦織選手は「最後まで負けず嫌いがなくならなくてよかった」「けがで何年も自分を失った中で諦めずにプレーできたのが自分の誇り」と語った。日本テニス協会は全国から選抜した11歳以下の選手を集めたキャンプを2022年から行っている。参加者が世界最高峰のジュニア大会で優勝し、成果が出始めている。錦織選手や伊達公子の意見を参考に、去年宮崎県に球足が遅く高く弾むコートが完成した。

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