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この番組はある人形が繰り広げる出会いと冒険の記録。
人形のピノンは人間のことを知るために『大切なモノ』について街行く人に聞く。最初に声をかけてきた27歳の女性の大切なモノは美ら海水族館の年間パスポート。期限は切れているが娘の写真がついているのでお守りのように大切にしているという。その他にも電撃時計、お守り、スマホ、アイドルマスター、岩本照、のど飴などを大切にしている人がいた。
声をかけてきた3人組の男性たちはこれから自作の映画を上映するという。ピノンは一緒に連れていってもらい一緒に映画を観た。監督をした男性に大切なモノを聞くと、映画と仲間ということだった。ピノンも映画作りに参加し、もとの場所に戻った。
音楽を大切にしているという男性はこれからライブをするということでピノンは一緒に連れて行ってもらった。終電がなくなった女性たちはノリを大切にしているという。社会人を経て大学に通っているという35歳の女性の大切なモノは思い出。ピノンは彼女が通う東京藝術大学に連れて行ってもらったが取材はできなかった。そこで、描いている絵のもとになっている彼女の故郷へ一緒行くことに。そこは原発事故で帰れなくなった福島の葛尾村だった。
女性の実家があった場所には今は何もない。思い出の場所は葛尾村立葛尾中学校。同級生と過ごした最後の場所だという。女性は景色の良い場所で絵を描いた。翌日、ピノンは女性と分かれた。
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- 葛尾村立葛尾中学校
ピノンに話しかけた男女の大切なモノは初デートの場所。3きょうだいの姉2人は弟が大切だという。他にも、結婚指輪、赤ちゃんという答えたがあった。
夜、声をかけてきた男性のグループが大切なモノは友達。ピノンは飲みに行くという男性たちに一緒に連れて行ってもらった。
ピノンは初デートの場所が大切なモノだというカップルに再会。2人にその場所に連れて行ってもらうことに。
ピノンはカップルに思い出の場所に連れて行ってもらった。そこは海にかかる桟橋で、2人は当時の思い出を語った。
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- 岡本桟橋
エンディング映像。