- 出演者
- 有吉弘行 田牧そら 田中律子 大沢あかね 岩井勇気(ハライチ)
オープニング映像。今回のテーマは路線バスのお金のヒミツ。
進化する路線バスのお金のヒミツに迫った。現在、バス・飛行機・タクシー・鉄道などが垣根を超えて連携し、検索→予約→決済まで一括で行うサービス「MaaS」の構築が進んでおり、国も積極的に推進・支援。支援規模は2030年までに6兆円を超えるとの予測も出ている。高齢化が進み、免許証の自主返納が増える中、路線バスはMaasの中核を担う公共交通として再評価されている。進化する路線バスは、次のバスがどれくらいで到着するかの運行状況を知らせるスマートバス停が2020年から導入されている。さらに、路線バスには各都道県の警察とバス事業者が連携する公共車両優先システムという仕組みが取り入れられており、センサーをつけたバスが信号に近づくと数十メートル手前に設置された受信機が探知。警視庁の交通管制センターからの指令で、バスが信号で止まらなくて済むよう青信号の時間を延ばしているという。都市部を中心に朝晩決まって発生する通勤ラッシュに路線バスは過密ダイヤで対応。過密ダイヤを救うべく登場したのが連節バスが登場している。全長約18mで、定員は通常車両の1.5倍の129人。
進化する路線バスのお金のヒミツに迫った。歴史的町並みで小江戸と呼ばれる埼玉・川越では、川越の名所を巡る巡回路線バスで大きな効果をあげている。見た目は昭和初期のボンネットバスのようだが、実は最新式のクリーンな電気自動車。値段は約5000万円。このバスは、どの観光名所にもバスを降りて徒歩1分以内で行けるように停留所を新設し、ブームを逃さぬよう臨時運航便を増発させるなど工夫した。さらに、四国でも去年12月に観光の起爆剤として期待されているバスの運行が開始された。
カネオクイズ「観光の起爆剤として期待される徳島県南部のバスの驚きの機能とは!?」。正解は線路でも走れる。デュアル・モード・ビークルという最新バスで、日本一乗客の少ないローカル鉄道・阿佐海岸鉄道を有効活用するために採用されたという。このバスの価格は約1億3000万円。運行開始から人気は高まり、5月の大型連休だけで、このバスに乗りたいという観光客が2400人以上訪れたという。
有吉弘行は進化する路線バスについて「感動!驚いちゃったよ」などとコメントした。
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進化する路線バスのお金のヒミツに迫った。バスの進化は都心部や観光地だけでなく人口が少ない地域や交通網が不十分な地域でも住民の生活を支えるべく各地で様々な取り組みが行われている。自宅から1km以内に駅、500m以内にバス停がない人は全国に推定700万人以上いるといわれている。こうした中、茨城県のバス会社で取り組まれているのが、この交通空白地域を救うオンデマンドバス。オンデマンドバスは、時刻表に関係なく乗りたいときに呼び、呼び出した場所から目的地まで移動できる。バスが来てくれるのは従来のバス停だけでなく、アプリ内で確認できる乗降地点。その数合わせて237か所にも。しかも、乗車料金はどこまで乗っても300円。乗客が多い朝と夕方は定時運行し、利用者が少ない日中はオンデマンドバスとして効率よく運行しているという。
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- MyRide のるる高萩市(茨城)
有吉弘行は住民の生活を支える路線バスについて「すごいアイデアだね」などとコメントした。また、大沢あかねは子どもがバスのボタンを押したがることに疑問を投げかけた。アフォーダンス理論といって”モノ”には人間の行動を引き出す特性があるためで、バスの押しボタンから「押したら何かが起こる」というサインを人が読み取るため押したくなるという。
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次回予告が流れた。
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