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「NHKスペシャル」では2011年から未解決事件シリーズがスタート。10月の新シリーズを前に過去の番組を振り返る。
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「未解決事件」シリーズで主演を務めたことがある國村隼は「解決済みの事件って、本当に真実なのか」と疑問に思ったりするという。同シリーズではドキュメンタリー、制作ドラマをもとに事件を多角的に見つめ直してきた。
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「グリコ・森永事件」は青酸ソーダ入りのお菓子をスーパーにばらまき、食品会社を脅迫するという”劇場型犯罪”のはしりとされた。「NHKスペシャル」では退職後も取材を重ねた読売新聞記者を主人公に据え、再現ドラマを制作。また、300人を超える元捜査員、記者に取材し、捜査の実態に迫った。
未解決事件シリーズがスタートする前年、殺人などの凶悪事件の時効が廃止された。事件を未解決のまま終わらせることができない、許されないという時代の到来がシリーズのきっかけになったという。伊集院光は加害者、社会にとっては逃げられないことを突きつけられたことを意味し、捜査が中断してもテクノロジーの進化で新たな光が当てられるかもしれないと語った。
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新シリーズでは八王子のスーパーで働いていた3人の女性が銃撃された未解決事件を取り上げる。ある人物の衝撃的な告白とは。
伊集院光は普通の社会人が銃撃された他、現場から大金が持ち去られなかった「八王子スーパー強盗殺人事件」をよく覚えているという。制作陣は番組をきっかけに事件を記憶にとどめてもらいたいという願いがある。
「NHKスペシャル」では1995年に起きた警察庁長官狙撃事件の捜査員を主人公にドラマを制作した。関係者の内面、捜査のディティール、組織の壁、犯人と名乗る人物との駆け引きを描いた。
警察庁長官狙撃事件に焦点を当てたドラマでは犯人と名乗る人物の遺留品が使われた。当該人物からNHKに託されたものだという。また、國村隼はドラマをきっかけに事件に関心を持って貰わなければならないという思いで撮影に臨んでいた。
帝銀事件を取材し、小説を執筆した松本清張を主人公にドラマを制作した。事件に関する記録は2000ページを超えたなか、毒物、細菌兵器の研究を行っていた旧日本軍に捜査のメスが入ったこと、GHQの暗部にもスポットを当てた。松本清張を演じた大沢たかおは「劇中の人物を通してある種の感情とともに事件に触れることができる」などと語った。
トラウデン直美は過去と類似した事件が今もないとは言い切れないと感じたという。「未解決事件」シリーズではロッキード事件、ケネディ大統領暗殺事件も取り上げた。捜査・裁判で一定の決着がついても、新たな事実、証言にたどり着いた。
民間航空機の導入をめぐり、田中角栄に金が渡って逮捕となった「ロッキード事件」。番組では東京地検特捜部の資料を入手し、主任検事だった吉永祐介らが行った捜査の全容をドラマ化した。取材班は事件の全貌を明らかにして欲しいという関係者の思いが番組の原動力になったという。
「未解決事件」シリーズではジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件も特集。犯人としてリー・ハーヴェイ・オズワルドが逮捕されるも、移送中に射殺された。陰謀説に言及する元CIA高官もいれば、それを否定する元高官もいるなど、取材を進めるほどに混迷をきわめていったが、未解決のままにしないという人々の強い意志を感じさせた。
「未解決事件」の番組宣伝。
國村隼は冤罪事件、トラウデン直美は幼子の行方不明事件、伊集院光はスポーツをめぐる事件を取り上げて貰いたいと要望した。國村は真相を知りたいという思いが大事だと番組を通じて思ったという。大沢たかおは未解決事件を取り上げる番組で取り上げる意義を語った。
エンディング映像。
「未解決事件」の番組宣伝。
「NHKスペシャル」の番組宣伝。
「激突メシあがれ」の番組宣伝。
「あしたが変わるトリセツショー」の番組宣伝。