今回、杉谷拳士が増田明美にスポーツ取材の極意を学ぶ。

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全日本大学駅伝対校選手権大会（2023年）

オープニング映像。

全日本大学駅伝は三大大学駅伝の1つに数えられ、増田明美は2015年から解説を務めている。その時、ランナーを追走する監督車に同乗し、解説と並行して情報収集を行っている。監督をちょっとイジると車内の雰囲気が弛緩することもある。

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増田は監督の記者会見で、「他チームから一人いただけるとしたら？」と尋ねたことがあり、注目選手を聞き出すことに成功していた。監督への甘えが奏功したケースとなったが、失敗することもある。増田は日常生活で面白いと思った言葉をノートに書き留めていて、1ヶ月で2冊を消費する。30年以上も続けていて、700を超えるノートが実家の蔵にはいっているという。情報収集の際、栄養士やトレーナー、選手の友人関係にも目を配っている。福士加代子の大親友に取材した際、その人を通じて福士の両親、恩師にもインタビューする機会に恵まれた。さらにレースの展開が白熱していない時、アイドル好きなど選手たちの意外な一面も明かす。増田のインタビューテクニックは永六輔の「会って、五感で感じたことを喋ってるだけ」、「取材は材を取る」に影響を受けていた。

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杉谷拳士が取材中の次回予告。

エンディングで、雨上がりのプラネットの「イマジナリーコンプレックス」が流れた。

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