オープニング映像。

JR門司港駅は国の重要文化財に指定され、人気の観光スポットでもある。かつて2階には洋食レストランがあり、駅構内のガイドをしている内山昌子さん（82）の父親がコック長として働いていた。だが、昌子さんが5歳の時に父親が亡くなり、門司港駅の利用者も減少していった。一家は食べていくため、千葉へと引っ越した。社会人となった昌子さんが門司港駅に戻ると、街は寂れていた。47歳の頃、デパートで働いていた時、門司港駅の街を褒められた。寂れた街だが良いといい、昌子さんは観光客を見つけては駅、街の案内を買って出た。今、門司港駅とその界隈は行政、企業によって整備されている。5年前、全国の料理人が記されている名簿に昌子さんの父のことが記載され、昌子さんは人のために尽くし、お客をもてなしたと受け取った。父と同じ気持ちで、ガイドを続けていきたいという。

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