- 出演者
- 富澤たけし（サンドウィッチマン） 伊達みきお（サンドウィッチマン）
オープニング映像。
サンドウィッチマンが藤田医科大学病院内に感染予防対策を講じたラジオブースを1日限定で設置し、患者や家族の声を聞く。54歳ようこさんは直腸がん。子ども3人は20歳を超えている。進行がんで、2年半前に会社の検診を受けて発覚した。ステージは2。一緒に告知を受けた夫は、ようこさんより落ち込んでいた。上京していた長男は家にお見舞いに来てくれた。また、仕事で帰ってきた子どもが、ようこさんの手料理を「世界一うまい」と言って食べるのを見ると、帰ってきて良かったと感じる。ようこさんはMrs. GREEN APPLE「僕のこと」をリクエストした。
22歳のかずやさんはスポーツトレーナーを目指している。アルポート症候群で、2月に移植手術が無事終わった。ドナーは母親。生まれた時から異常がり、20歳くらいには移植を考えた方がいいと言われていた。母の臓器が入っている感覚はあまりないそう。母は途中からブースに参加し、「いつもお母さんに感謝しているとか家では全然言わない」と明かし、夢をちゃんと自分で見つけたことはすごいと話した。
患者や家族から寄せられたメッセージを紹介。11歳の娘が胆道閉鎖症で、今年3月に夫の肝臓の一部を移植し数日前に退院した。鳥が好きな娘は病室で鳥の動画を見たり、フェルトで鳥を作ったりして楽しそうだったとのこと。左右の腎臓が続いてがんになり摘出し、右を取ったときに10万円、左を取ったときに73万円の宝くじが当たった声なども読み上げた。リクエストにあったハンバート ハンバート「君の味方」をセレクトした。
31歳のみずきさんは妊娠中。この日は夫と娘・息子が来ていた。息子はきょうが誕生日。お腹の子は男の子で、名前は「ぜん」。ぜんくんは多発性嚢胞腎があることがわかった。生まれてから腎移植が必要と言われている。その前に、生まれてすぐに肺呼吸ができるかどうかが大きい課題になっている。人口羊水を注入する治療をしている。生後どれだけ一緒に過ごせるかわからないため、病気が発覚した段階で命名した。みずきさんは、ぜんくんが動く毎日のエコー動画が楽しみになっている。リクエストSUPER BEAVER「儚くない」。
45歳のまさこさんは、拡張型心筋症で過去に何回か入院していた。人工心臓の機械を入れ、3年ほど背負って生活している。元々心臓が悪くなかったため、診断結果を伝えられても最初は信じられなかった。機械を入れていると何をやるにも中が激痛に襲われる。早く移植してこの生活から開放されたいと思っているが、脳死になった方から受け取るのはありがたさと申し訳無さのような複雑な気持ちがある。リクエストは、岡本真夜「TOMORROW」。
患者や家族から寄せられたメッセージを紹介。5か月前に86歳の母がくも膜下出血を発症し、先日退院した。母は急に退院が決まって、お世話になった先生みんなに挨拶できないと1番ブルーになった。今年2月に脳出血で車椅子生活になったが、同じ病室の方に励まされ素敵な友達ができたなどの声も紹介した。リクエスト曲のエド・シーラン「フォトグラフ」をセレクトした。
40歳のみほさんは、結婚翌年の31歳の時にくも膜下出血をして3か月に1回の通院生活をしている。以前は大きな病気をすることは全くなかった。不妊症ということもあり、夫にはハズレくじを引かせてしまった気持ちがあり、夫は「2人だけの人生も楽しいじゃないか」と言ってくれたが、その後自然に妊娠することができた。後遺症で短期記憶をなくしやすい高次脳機能障害を患い、自宅で訳のわからない話をしてしまうことに家族が困っている。夫は全てのことを一緒にゆっくりやってきてくれた。今では病気をすることで色々なことに気づくことができ、病気してよかったとみほさんは考えている。リクエストは絢香「虹色」
富澤たけしは、「きょうは愛を感じた病院だった」と話した。
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