- 出演者
- 大浜平太郎 元谷一志
テレ東BIZオープニング映像。
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今回のゲストはアパグループの元谷一志社長。アパグループは53年連続黒字という偉業を達成している。元谷社長は2022年社長兼CEOに就任。イアMでは営業利益率35パーセント超えとなっている。そんな元谷社長に質問スルのは日本IBMとサンコーの2社の社員。
オープニング映像。
番組では日本IBMとサンコー、視聴者からあらゆる質問を募集、元谷社長の本音を引き出す。現在アパホテルはフランチャイズ等含め2025年5月時点で950ホテル13万4428室ある。今後の増加については元谷社長が就任し、中期5か年計画で10万室から15万室へ増やす計画を立てている。アパホテルはアメリカに海外進出しており、元谷社長は様々な業界含め北米市場は重要と話し、アメリカの一強時代がしばらく続くと予想する。リスクを分散スルためにも絵画拠点を増やす必要があると話した。黒字の秘策について、元谷社長は有事が起きたときでもホテル一辺倒にしなかったことが大きいと話した。そこから元谷社長は学び、現在は岡山でホテルとマンションを併殺したプロジェクトを行っており、想定外から想定内にしておくことが大事と話した。
コロナ感染拡大に対して、感染者の引受を早い段階で行っていたが、その当時迷いがなかったかどうかについて、当時安倍元首相から直接電話があり、コロナの軽度感染者の引受を依頼された。このことについて、病院でまかないきれないときはホテル業界に依頼が来ることは想定内だったため、最大2万5000室貸したと話した。あらゆる事態に備えることについて、不祥事対応は迅速さとトップが出ることと、血を見せることが重要と話した。過去にホテルの建物の強度が足りないという指摘があったが、実際の指摘は2ホテルが対象だったが、その構造士が設計した11ホテルの営業を一旦停止した。日銭で2000万円の売り上げがショートすることになったが、安全面で周辺のところを全て停止という決断にいたった。AIやIT技術の活用法について、デジタルコンシェルジュの採用を検討している。具体的には滞在者型アプリのAPAStayHereを採用しており、その人にとって聞いてみたいことを質問してもらい、AIに学習してもらいスムーズにチェックインしてもらうことが狙い。
異業種で注目しているところについて、航空業界の自動席予約を参考にしたという。過去に航空業界の席予約は事前決済せずに予約ができたため、予約したのに予約者が現れないということが多かった。そこに危機感を抱き、航空業界は事前決済した人にディスカウントし1人に1予約を確定させた。同じくホテルも採用し、少しディスカウントしてもホテルを確定してもらうことが大事だと話した。アパホテルではアパオートサインシステムを採用し、その際には部屋も選べるようにした。
元谷一志社長の両親は、元谷外志雄会長と元谷芙美子氏。両親との衝撃的なエピソード。元谷一志社長は社長像を固定的に考えず、変化自在になることが大事と話した。元谷一志社長が大学時代に就活の時に父から連絡があり、家業を継ぐ気がないなら法定遺留分含め財産を全て放棄すると一筆しろと継ぐ覚悟があるか試されていたと話した。元谷一志社長は両親から継ぐ気があるなら金融を学んでこいといわれ銀行に就職。いくらいい製品でもお金は人間の血と同じで底が詰まると死に至るという考えから金融を学んだ。
元谷社長の野望について、参入は市内が国立大学法人の理事長をやってみたいと回答。元谷社長は日本の教育に危機感を抱いており、先日東北大学が2050年までに推薦でとる学力入試ゼロというニュースをみてからどのような採用をしたら今まで以上の人材を確保できるのかに興味を抱いているという。さらに元谷社長は世の中には答えのないことが多いので、自分で問題を見つけて自学学習が求められていると話した。問題解決型の人材を増やすためにも教育現場から変えたほうがいいと持論を展開した。
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