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オープニング映像。
9月29日高知県立県民文化ホールでは「連続テレビ小説 らんまん」のファン400人が昼の再放送を視聴、その後ドラマ演出ディレクターのトークイベントが予定されていたが…。
舞台上には主演の神木隆之介さんと浜辺美波さんが登場。舞台袖で放送を確認した神木さん、撮影後も見てもらうまで終わっていないと考えており、無事に届けられたことが嬉しかったのだという。また浜辺さんも本当に終わったんだなと感じたという。さらに会場には前原瑞樹さん・前原滉さんも登場。演出の渡邊ディレクターも登場した。
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「連続テレビ小説 らんまん」の最終回、図鑑を2人で見るシーンに関して神木隆之介さんは「緊張した」と話し、物語の終着点で大切なシーンだと考えていたという。浜辺美波さんはカメラ4台での撮影に「1回で」という緊張感があったと話した。渡邊ディレクターはあのシーンは深夜の撮影で「みんなの思いをぶつける」という気持ちだったという。またセリフとして「愛しちゅう」と言ったが、これは神木さんのリクエストで追加されたセリフだという。このセリフに浜辺さんは心が動いたと話し、前原瑞樹さんと前原滉さんは最後のシーンを撮り終えるまで現場に残っていたというエピソードを明かした。また最終回に登場した図鑑はスタッフが本物そっくりなものを作ったのだという。図鑑は最後のページをカラーにしたが、これは牧野富太郎氏の図鑑の初版には載っていない。にも関わらずカラーで載せたことに関して渡邊ディレクターは「クライマックス、夫婦が作り上げた結晶だからこそ載せた。2人がまだまだ瑞々しい時間を過ごせれば」と話した。現物を見るのは初めてだという前原滉さんと前原瑞樹さん、これだけ作り込まれたのは初めてだとした。またこの図鑑は最終回のラストシーンより前に登場したが、その際には完成していなかったという。
神木隆之介さんや浜辺美波さんらが「連続テレビ小説 らんまん」の撮影の裏話を語る。撮影に使ったウサギの大きさや神木隆之介さんが水筒を出演者に渡したエピソードを話した。また神木隆之介さんと前原瑞樹と前原滉さんは撮影以外でも仲が良かったのだという。浜辺さんは前原滉さんと前原瑞樹さんに撮影が終わっても「残って」と頼んでいたが、これは3人の仲の良さを見てだという。また共演者やスタッフを戦友だと語っていた神木さん、万太郎が娘のを亡くしたシーンで様々な意見を求めたことからだという。
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最終回の放送を終えた感想を前原瑞樹さんは「熱を持って見てくださっていると感じていたので、こうしてお礼を言いに来られて良かった」と会場に集まったお客さんにお礼の言葉を述べた。また前原滉さんは「自分たちはその他大勢で終わるかもしれなかったのに、最後まで出演できた。物語の中で“雑草という草はない”と表していたが、そこに携われてよかった」とした。浜辺美波さんは「居心地の良さを感じていて、撮影現場の方が私生活のようだった」と語った。神木隆之介さんは「皆さんの心の中にずっとあるような作品になれば」と語り、会場のお客さんのお礼の言葉を述べた。
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最後に会場に集ったお客さんと記念撮影、神木隆之介さんの発案で出演者が観客席に降りての撮影となった。
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イベント終了後、神木隆之介さんと浜辺美波さんは牧野富太郎氏ゆかりの植物園へ。撮影を支えてくれた植物園のスタッフに完了の挨拶とお礼を述べた。神木さんは「作品を見た人の声を聞いて、届いているのを確認しながら撮影してきた。だからこそここで終わらせたかった」のだとここに来た理由を述べ、浜辺さんは「元気に笑顔で終えられてホッとした、成し遂げられて幸せだった」と話した。
エンディング映像。