- 出演者
- バカリズム 永島優美 伊集院光 河田陽菜(日向坂46)
せいやが「いつから笑顔が消えた?カラオケ番組 プレッシャー増加史」をプレゼン。昨今のカラオケ番組はプレッシャーがスゴすぎる、本来のカラオケってもっと楽しいはずだと提言した。
オープニング映像。今回はテレビバラエティー2大人気コンテンツ研究SP。
1990年代前半のカラオケ番組「スター大パーティー!」はスタジオをカラオケに見立てて持ち歌以外の曲を歌う番組だった。歌えなくても罰ゲームはなし。プレッシャーがない時代のため、錚々たるメンバーが出演していた。1980年代は歌手自ら歌い方をレクチャーするカラオケレクチャー番組が放送されていた。レクチャーが終わると実際に歌手が一番を歌い、ニ番はカラオケビデオのみ。テレビを観ながら視聴者が歌の練習をできるようにしていた。
1990年代中頃に「カラオケ×ゲーム時代」が到来した。「ケツ歌っちゃダメ歌合戦」は出演者が1フレーズごとに交代で歌唱し、最後のフレーズを歌った人が罰ゲームを受けるというカラオケゲーム。そのほかにも「カラオケ×無音」「カラオケ×ウォータースライダー」「カラオケ×お悩み相談」など様々なゲームが生まれた。1995年にはカラオケに採点機能が搭載された。2000年放送のテレビ朝日「史上最強のメガヒット カラオケBEST100 完璧に歌って1000万円」では、点数が90点未満だと頭上から水がかけられた。採点を導入し始めの頃は大物歌手も出ていたが、その後「点数が低かったら曲が売れなくなるかも」とカラオケ番組への出演が自粛されるようになった。
2000年代、プレッシャーに負けた大物歌手たちの代わりに歌うま芸人たちが歌い始めた。2005年放送の「お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル」では数々の歌うま芸人たちがカラオケを披露した。超真剣勝負のカラオケ企画に歌うま芸人たちは極度のプレッシャーを受けていた。「オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル」では様々なジャンルの歌うま芸能人たちが出演した。2000年代は「なのに歌うま芸能人」が脚光を浴びた時代だった。
2012年、カラオケに精密採点バーが導入された。ガイドメロディーで音程や表現を見ることができ、上手い・下手が明確にわかるようになった。雰囲気だけの歌うま芸能人が気軽に出演できなくなり、本格派まであと一歩の準本格派歌手に白羽の矢が立った。
「関ジャニの仕分け∞」の精密採点バトルは精密採点バーを初めて導入した。そこでMay J.は初登場から26連勝を果たし、精密採点の女王に君臨した。カバーアルバムを続々とリリースしカバー曲の女王と呼ばれるようになった。
せいやは「ただ楽しく歌いたい」とまとめ、ノープレッシャーで「いとしのエリー」を歌った。
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アンタッチャブル柴田は「テレビ番組での催眠術 ほぼ大喜利史」をプレゼン。第一回調べてほしいバカせまい史大賞作品「催眠術をかけられてやらされた史」を調べたところ、催眠術がほぼ大喜利だったことがわかったと話した。
1971年にフジテレビ初の催眠術番組「万国びっくりショー」が放送された。カナダ人のエンリコ・パジオさんが英語のわかる大学生6人に優しく語りかけ、30秒で学生が催眠状態になった。右手が硬くなり動かなくなるという催眠をかけ、MCにもボクサーの西城正三選手になるという催眠をかけた。
フジテレビ初の催眠術番組「万国びっくりショー」で、カナダ人催眠術師は6人同時に「足が地面から離れない」「長い髪を風でとかす」などバラバラの催眠術をかけた。1分間カオスな状態が続き、指を鳴らして催眠術を解き終了となった。
1970年代に登場した初代・引田天功はマサイ族に催眠術をかけたり、催眠にかけられた風吹ジュンが喫茶店で大暴れしたりしたという。ここで「これ以上誰に何をかければいいの?」という疑問が生まれた。1990年代になると芸能人だけでは信じられないと、リアル感を演出するためスタッフにも催眠をかけた。対象は人間だけでなく、カナリアやカエルにも催眠術をかけた。十文字幻斎は自分自身に催眠をかけた。
芸能界2大催眠術にかかりやすい人の1人、いとうまい子が催眠にかかって火星語を話す映像などを伝えた。
フジテレビでやった全123種類の催眠術一覧を紹介した。番組公式Xにも資料をアップしている。十文字幻斎によると催眠術は低催眠、中催眠、深催眠の3つに分類できるという。十文字は「催眠で、できないことができるようになることは基本的にない」「催眠によって集中力をマックスまで高めることで火事場の馬鹿力的な奇跡が起こることが稀にある」としている。
「坂上どうぶつ王国」「うちの弁護士は手がかかる」「人志松本の酒のツマミになる話」の番組宣伝。
催眠術が起こした奇跡を紹介。ボーリングでガーター続きだったところから催眠をかけ、ストライクを取れるようになる映像を伝えた。
次回予告。
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