- 出演者
- 粗品(霜降り明星) 小曽根真
オープニング映像。
小曽根は関西出身でお笑いも熟知しているという。ジャズとお笑いが通じていると思う部分には間と答え、その間のタイミングの良し悪しが笑いにおいてもジャズにおいてもあるという。1961年生まれで神戸出身の小曽根は数々の世界的アーティストと共演を重ねるなどジャズの最前線で活躍してきた。近年ではクラシックを奏でる異色のジャズピアニスト。小曽根は楽譜が読むことが苦手で、クラシックは自分が弾く音楽ではないと感じていたがひょんなことからモーツアルトを奏でなければいけなくなってしまったという。弾いてみた時に指揮者の尾高忠明に面白いと売ってくれそれからはあらゆるオーケストラに呼ばれるように。自分の演奏は面白いと言われるが自身では気づけないという。そして今回演奏するのはラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。小曽根はラヴェルの曲はジャズに大きな影響を与えたと語り、自分のホームに近い気持ちで弾けるが遊べる余地がないと答えた。しかし今回は今までと違い一歩前にでてみたいと語った。
小曽根は演奏しての感想には第2楽章は譜面通りではなかったので怖く感じたがちゃんと着地するようにと考えていたという。また今回の出来にはあまり良くなかったと答え、即興が自分の中ではよっしゃという感じでなかったが指揮者はラヴェルは気に入ってくれていると思うと言ってくれたという。
歌劇「三つのオレンジへの恋」組曲 作品33bisをお届け。ロシアの作曲家のセルゲイ・プロコフィエフの代表作の一つ。プロコフィエフ自身がオペラの中から行進曲をふくむ6曲を抜き出し組曲版として編纂した。指揮はマリー・ジャコ。
セルゲイ・プロコフィエフ作曲の歌劇「三つのオレンジへの恋」組曲 作品33bisが演奏された。
粗品と絶品クラシック♪読響の次回予告。