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ベートーヴェンの交響曲第9番のコンサートをノーカット放送。
オープニング映像。
ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125 「合唱付き」を伝える。
クラシック音楽史上、最も偉大な作家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。交響曲第9番は生涯最後にして最大の交響曲として200年前に1824年に完成した。交響曲に初めて独唱と合唱を取り入れた革新的な作品と言われ後の作曲家達に多大な影響を与え年末の風物詩に。
その始まりは1918年の大晦日にアルトゥール・ニキシュの指揮のゲヴァントハウス管弦楽団の演奏による第九が演奏された。これにより年末の第九がおなじみに。日本では1918年に6月に徳島県鳴門市に設置されたドイツ人捕虜収容所で捕虜であるドイツ兵がアジアで初めて第九を全曲演奏し広まった。その後、1938年に東京・歌舞伎座で世界的指揮者のヨーゼフ・ローゼンシュトックと新交響楽団による「第九」の特別演奏会が開催された。2年後の大晦日には第九がラジオで生放送された。第二次世界大戦中の12月には出陣学徒壮行音楽会で戦地へ赴く学生たちのために第九が演奏され戦後生還した学生たちが亡くなった仲間の追悼のために再び12月に第九を演奏した。こうして日本で年末に第九を演奏する伝統が根付いた。
今回タクトを振るのはフランチェスコ・アンジェリコ。またソプラノは中村恵理。メゾ・ソプラノはオペラ歌手の清水華澄。テノールはダヴィデ・ジュスティ。バスはエギルス・シリンス。そして合唱は国内随一のプロ合唱集団の新国立劇場合唱団。
メゾ・ソプラノの清水華澄は第九を歌うのは200回になるという。第九を歌うことは特別で5日自分もソリストとして第九を歌いたいという思いはあったと伝えた。第九の魅力は歌詞の内容が気持ちにマッチしていたと答えた。日本では戦争の傷跡も残る中でこの歌詞の内容を歌うというのは世界平和を願う気持ちだという。また読響の大ファンだと言うが今の読響は可愛く柔らかい感じで音が美しいと答えた。また木管楽器のアンサンブルに注目してほしいと答えた。
読売日本交響楽団と新国立劇場合唱団がルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125 〈合唱付き〉を披露した。
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エンディング映像。