- 出演者
- 酒井一圭(純烈) 白川裕二郎(純烈) 後上翔太(純烈) 岩永洋昭(純烈)
今回は福島・檜枝岐村で移住旅。東北の移住先を視野に入れてロケを行ない地元の人たちと触れ合う。
純烈がお試し移住。第2のふるさとを見つける旅。小さな村の生活を1泊2日で体験する。
今回は福島・檜枝岐村で移住旅。まずは村の情報を得るため山旅案内所を訪れた。檜枝岐村の7~8月の平均気温は約20度で過ごしやすい。人口は479人で尾瀬の玄関口で観光業が盛ん。メンバーはそれぞれ個人的に興味があるポイントを見て回ることにした。岩永と後上はミニ尾瀬公園を訪れた。売店で「サンショウウオジェラート」を味わった。檜枝岐村ではハコネサンショウウオを燻製や天ぷらにして食べる習慣がある。
酒井と白川は村の生活の雰囲気を知るため中心部へとやって来た。住宅の屋根にある網は雪が落ちてこないためのものだった。檜枝岐村の積雪は3m以上になる。家と家の間に沢山のお墓があった。檜枝岐村には星、平野、橘の3つの名字が多い。10%ほど違う名前の人がいる。戦に敗れた落人が隠れた里としてたどり着いたのがルーツと言われている。村民どうしは下の名前で呼び合っている。
酒井ら4人は星さん夫婦の自宅にお邪魔した。家の壁にはたくさんの書き初めがあった。この村ではお正月になると書初めをし、それを親戚の家などに持っていき、お年玉と交換するという。星さんは中学までは檜枝岐村にいて、高校がないので会津若松市に行き、東京で営業の仕事をしていた。38歳のときにUターンした。妻の加奈さんは東京出身。村の環境に惹かれて移住を決めた。檜枝岐村では普通の民家でも温泉が出るようになっている。
午後5時半、4人は秀和さんお気に入りの焼き鳥屋さんに連れて行ってもらった。檜枝岐村には3軒の居酒屋がある。夕方5時半には宴会が始まるみんなの交流の場となっている。氏家裕一さんは5月に家族5人で移住してきた。仕事は村から紹介してもらい養魚場で働いている。1時間後、みんなほろ酔になっていた。
2日目朝9時半、岩永らは一緒に飲んだ氏家さんらの仕事を見せてもらった。2人の職場は村役場が運営する養魚場。名物のイワナを養殖している。村民のほとんどが民宿やガイドなど観光業に携わっている。しかし近年は人手不足や後継者問題が深刻になっている。そのため氏家さんらは魚を育てるだけではなく、捌いてから民宿に届けているという。
星秀和さんは檜枝岐の特産を製造していて、自ら畑も手掛けている。特産品は「山人漬け」。檜枝岐には農業がないので、自分の家で消費する分を自分の家で作っている。秀和さんは村の味を広めるため新たな事業に挑戦している。始めようとしたきっかけは、母が残したレシピだった。特産品の販売を支えているのは妻の加奈さん。自ら商品開発もしている。
酒井ら4人は最後に村役場を訪れ、許可を得て村内放送でお礼を伝えた。酒井は「めちゃくちゃよかった。過ごしやすかったし優しかった」などと話した。
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- 檜枝岐村(福島)
エンディング映像。