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トビーがおためし転職するのは株式会社TENTIAL。2018年設立、社員数は約130人、平均年齢は約34歳。着ることで疲労回復ができると話題のリカバリーウェアを販売する注目企業。代表取締役CEOの中西裕太郎さん（30歳）と面談して会社について教えてもらった。中西さんは学生時代にプロサッカー選手を目指すも病気により断念。ポテンシャルを引き出すためには健康が重要と考え、23歳で起業、社名をTENTIAL（テンシャル）と名付けた。疲労回復が期待できるパジャマ「BAKUNE」などリカバリーウェアを主力として開発。身体から発する遠赤外線を跳ね返す特殊素材を使い、血行促進の効果で日常の疲れからの回復をサポートするという。BAKUNEは口コミで話題となり、70万枚を売り上げる看板商品となった。トビーに与えられた仕事は、BAKUNEの特徴を理解して年末商戦の店頭で販売員として接客することだった。
トビーがスタジオに登場。先輩・永野は「目をかけているが、特に才能を感じた事はない。笑顔にやられた」と語った。
トビーのTENTIALおためし転職がスタート。まずは商品の特徴を学ぶ。教えてくれたのは事業本部・副本部長の岩松泰平さん。約80種類の商品を展開。寝具、ウエア、入浴剤と多岐にわたる。最初に販売したのはインソール（靴の中敷き）。トビーがインソールの凄さを体験した。足の中で核となる骨「立方骨」を押し上げ、足裏にアーチができる事で指先に正しく力が入るという。続いて看板商品「BAKUNE」を学んだ。平野美宇・今永昇太などアスリートから意見をもらい快眠に特化した独自設計。生地や形のバリエーションが豊富にあるので、客の好みを聞き出してオススメするのが接客のポイントだという。
トビーが睡眠についてクイズ形式で学んだ。教えてくれるのはTENTIAL・ウェルネスクリエイション部・部長の藤田樹里さん。Q.「睡眠不足は、◯◯と同じ」の◯に当てはまる体の状態は何でしょう？。A.酔っぱらい。Q.夜眠れないときは、どうすればよい？。A.布団から出て眠くなるのを待つ。つまらない本を読むなど、刺激を少なくして単調な状態だと頭を使わないためスムーズに眠りやすくなるという。
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睡眠の授業を終えたトビーが岩松さんとランチ休憩。TENTIALは体のことを考えたお弁当を社内で安く買うことができる。トビーはハンバーグカレー、岩松は鶏もものスタミナグリルを選んだ。景色が良い屋上テラスで食べた。
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トビーのお試し転職2日目。店頭接客のヒントを探るため、街の人の声を調査した。パジャマで睡眠環境が変わることを知らない人が多くいることがわかった。BAKUNEをプレゼントされたという男性は寝やすさを実感していた。トビーもBAKUNEを着て就寝、自ら体感した。
トビーが「TENTIAL 虎ノ門ヒルズ」の店頭に立ち、ガチ接客に挑戦。笑顔で落ち着いた接客をしていたが、客の質問に答えられず、後ろで見ていた岩松さんがヘルプに入ると表情が一変。何もできなくて情けないと語った。2人目の客には自分の知識を押し付けてしまう接客になってしまった。買ってもらいたいと焦ってしまい、お客様に寄り添えていないとアドバイスされた。3人目の客は母へのプレゼントにBAKUNEを検討している女性。レディースとユニセックスの違いについて質問されると、流暢に説明して購入につなげた。お試しの1日店員だと明かすと、「完璧でした。きょう来て良かった」と褒めてもらった。アドバイス通り、客に寄り添った接客ができたトビーは嬉し泣き。
トビーの接客を見たTENTIALの先輩社員・岩松さんの判定は不合格。接客の際に緊張感が伝わり、知識を押し付けてしまったのが理由だったが、成長スピードがすごくポテンシャルを感じたと褒めてもらった。