- 出演者
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(オープニング)
オープニング
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(視点・論点)
子どもの「朝 起きられない」起立性調節障害(OD)を再考する
あさ起きられないと小児科外来を訪れる患者に対し、日本では起立性調節障害(OD)と診断されることがよくある。思春期の急激な体の成長に伴って、主に循環器系の自律神経の働きが不安定になるため、立ち眩みや頭痛など多彩な症状をきたすと考えられている。立ち上がった際の血圧や心拍の反応からいくつかに部類される。一方で、ODという疾患概念に違和感を持つ人もいる。主な指摘は「国際的な病名ではない」、「別の疾患に見える」、「この疾患概念に有用性を感じない」の3つ。
- キーワード
- 起立性調節障害
「国際的な病名ではない」という指摘について、。柔軟な疾患概念こそが日本におけるODの特徴だが、評価がわかれる要因になっているともみられる。「別の疾患に見える」という指摘について、代表格は睡眠障害。循環の問題、睡眠の問題など幅広い視点と知識を持つ必要がある。「有用性を感じない」という指摘について。疾患病名は医療とつなぐ意味において重要。有用性とは病名ではなく態度・姿勢にこそ依存する。
- キーワード
- 起立性調節障害
(エンディング)
エンディング
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