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オープニング映像。
城田優がアントニ・ガウディを解剖。7歳までバルセロナに住んでいた城田が選ぶマスターピースは「サグラダ・ファミリア」。東の側面は生誕のファサードと呼ばれ聖書の世界を表現した数々の彫刻で埋め尽くされている。2026年にはイエスの塔が完成予定。建設が始まったのは1882年。ガウディは半生をこの事業に捧げたが73歳の時に交通事故で急死。着工から140年以上経ったいまも未完成。
バルセロナに住む建築家・田中裕也はサグラダ・ファミリアを理解したい一心で実測を始めた。長年の実測からガウディ独特の“ものさし”を発見した。塔の先端部分にはガウディのメッセージが刻まれていて、見る位置によって文字がバランスよく見えるように設計されている。田中さんは「動物ひとつとっても単なる飾りとしてつけているわけではない。地球の生命体を表現している」と説明。吐水口にはカメや貝など水の生き物が用いられている。
建築史家・米山勇は建築を体で表現するけんちく体操の考案者でもある。26人でサグラダ・ファミリアを表現。米山さんは「ガウディは装飾の可能性を極限まで追究した建築家。ゴシック様式の精神を大事にした人」などと語る。
ガウディが建設した7つの世界遺産。城田は幼少期にグエル公園で遊んだエピソードを話した。カサ・バトリョの階段のデザインを手掛けた建築家・隈研吾さんは「自然に対する尊敬、すごく謙虚な人で自然というものをうたいあげようと、必死になって頑張った人に見える」などと説明。ガウディは設計やデザインの源を自然の中に見出し続けたのかもしれない。
サグラダ・ファミリアは巨大な楽器だと称える説もある。ガウディが試作したとされる鐘を塔に吊るしてメロディーを奏でることを考えていたと言われる。中央大学・戸井武司は鋳物職人らの協力を得てガウディの鐘を再現。メロディーを付けたのは久石譲。メロディーを聴いた城田は「自分が住んでいる街の一部なんだという誇らしさがある」とコメントした。
サグラダ・ファミリアでオーケストラを指揮した大野和士。印象に残っているのは独特の音響空間。オルガンの残響音が強く、不協和音に聴こえるためオルガン奏者に演奏方法を変えて欲しいと要望したエピソードを話した。大野さんは「いろんな形で立ち上がってくる音の響きが、この聖堂のひとつの象徴である」と語った。
バッテリィズがサグラダ・ファミリアについて話しエンディング。
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