オープニング映像。

のと鉄道・七尾駅の駅舎はJR西日本と共同使用している。この駅舎も能登半島地震で被災した。駅舎の中には全国から寄せられた応援メッセージが掲載されている。七尾駅から和倉温泉駅までの風景を紹介した。線路は約50か所が地震の被害を受け、関係者たちは「桜が咲く頃までに車両を走らせたい」と急ピッチで復旧作業を進めた。

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和倉温泉駅まではJRの車両も乗り入れる。駅近くの和倉温泉は1200年前に開湯したといわれている。和倉温泉駅から田鶴浜駅までの風景を紹介した。

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田鶴浜駅の愛称は「たてぐのまち駅」。300年以上の歴史を持つ田鶴浜建具、建具の町として発展してきた。田鶴浜駅から笠師保駅の風景を紹介した。

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笠師保駅の木造の駅舎が建てられたのは1928年。“恋の駅”として親しまれている。由来は毎年7月に開かれる「塩津かがり火恋祭り」。笠師保から能登中島の風景を紹介した。

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能登中島駅の愛称は「演劇ロマン駅」。演劇専用ホール「能登演劇堂」は1995年開業、俳優の仲代達矢氏が監修した。能登中島から西岸の風景を紹介した。能登半島には輪島塗の材料などに使う能登ヒバが植えられている。森を抜けると線路沿いに並ぶ30本の桜。20年ほど前に地元の農家の人たちが植えたという。

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西岸駅は無人駅。アニメのイベントで設置された「架空の駅」の看板が立っている。西岸から能登鹿島の風景を紹介した。七尾湾では能登かきの養殖が盛ん。

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能登鹿島駅の愛称は「能登さくら駅」。1932年に駅の開業を祝って地域住民が100本の桜の木を植えた。七尾市出身のユーチューバー・あみゅんとじっくさんはこの景色を多くの人に知ってほしいと動画の撮影に来た。珠洲市からやってきた夫婦は断水で不便な生活をしていたという。さくらの保存会の堂前さんは震災後に見つけた折れた枝が花を咲かせたことに「よう頑張ってくれたな」とお礼を言った。毎年ライトアップされて夜桜もたのしめるが、震災後に電力が逼迫し下りホームは消灯している。能登鹿島から穴水の風景を紹介した。

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終点・穴水駅の愛称は「まいもんの里駅」。夏のさざえ、秋の能登牛など四季折々の“うまいもん”がある。のと鉄道本社も被災し立ち入り禁止になっている。

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