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今回の旅人は田中要次。富山・魚津にあるミラージュランド氷の館アラスカランドでマイナス30℃の世界を体験した。氷の館を出た後は大観覧車に乗車。大観覧車からは富山湾と立山連峰の絶景が楽しめる。
オープニング映像。
今回の旅人は田中要次。魚津市で約300年続く祭り「たてもん祭り」について保存会に方に話を伺い、街をぶらりと歩く。昭和25年創業の水産加工品のお店「ハマオカ海の幸」を訪問。名物は塩漬けにした寒ブリ。とれたてを冬場にまるごと塩漬けにするため夏でも生で食べられるという。併設している飲食スペースで干物をいただく。「熟成 寒の汐ぶり」「ほたるいか黒作り」を堪能した。続いて「工房ヤマセン辻佛檀」を訪問。田中は店の人気商品だという「蜃気楼グラス」を手に取った。蜃気楼グラスはアワビの貝殻を砕いたものを一枚一枚底に貼り付けその上から独自の技法で漆を塗り重ねたグラス。芸の細かい細工だが、辻佛檀の本業は仏壇店。全国トップの持ち家率を誇る富山県では仏壇を置く家庭も多く、魚津はかつて漆塗りや彫刻の職人が多く住んでいた街だった。店主の辻さんは輪島で漆の扱いを学び魚津に戻って独自の工法を研究。親しみやすい商品を開発しているという。続いて地産地消の食を提供する一流懐石料理店「四季料理 悠」を訪問。「のどぐろ一夜干し」を試食した田中は「やわらかい。焼いただけですか?これ。すごい旨味が出てる。今まで食べたのどぐろはなんだったんだろう」とコメントした。絶品料理に舌鼓を打った後、たてもん祭りに参加するため夕暮れの海岸へ向かった。
たてもん祭りはいよいよ本番。7つの町の山車が出揃い、神社に向け一斉に重さ5tの山車が引かれた。神社までは約150m。地元の皆さんに混じって出しを引いた田中は「急にラグビー部に入れられた気分」と疲労困憊。豊穣を願ってたてもんを何度も回転させ田中はフラフラになった。翌日、田中は魚津の山間部へ。山道を登っていくと日本で3番目の太さを誇る洞杉が。杉は日光を求めて高い岩の上で成長するため岩の上に座した形で成長するという。田中は写真に収めようとしたが「いや、これはやっぱり目で感じないとわからないですね」とコメントした。
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