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11年前に大谷翔平は高校生歴代最速の160キロをマーク。高校通算56本塁打を記録し、NPBでは42勝48本塁打を記録。2017年にはポスティングでメジャーに挑戦した。ロサンゼルス・エンゼルスでメジャーの挑戦をスタートすると2018年にはア・リーグ新人王になり2021年にはア・リーグMVPに。メジャー史上初のW規定に到達した。23年にはWBCでMVPになり日本は優勝。投打で歴史的な活躍をみせ、アジア人初の本塁打王となり2回目のリーグMVPに輝いた。そして先日には、総額1015億円の大型契約でロサンゼルス・ドジャースに移籍した。栗山は大谷翔平のドジャースの移籍については送った側としてはホッとしたという。そしてその契約時の金額は10年瀬1015億円。北米スポーツナンバー1の契約金となっている。松坂は自身のMLBの球団との契約については所属はギリギリまで決まらなかったという。
大谷翔平を表す3つのキーワードを紹介する。最初は勝利への渇望。ロサンゼルス・ドジャースと契約を発表した会見では野球選手としてどれくらいできるかわからないので勝つことが自分にとっては大事で優勝を目指し欠かせない存在になりたいと話している。栗山は大谷について勝利を目指していると答え、ワールドシリーズは大谷がどんな形で勝たせるのかが見てみたいと答えた。大谷は2017年に23歳でMLBに挑戦したが、メジャーでは海外選手の獲得に25歳ルールが存在し格安での契約になった。後2年待てば勝ち取れた大型契約を捨てて一刻も早く世界で活躍する決断をした。栗山はこのことについては周囲が本人をどうアシストしていくかだったと答えたが、本人がお金じゃなくて勝負したいという気持ちがあったのでこの決断に至ったという。またエンゼルスと契約した際も時間がなく10日間でチームを決めたという。また、WBCの決勝では大谷翔平らしい場面があったという。日本対アメリカの7回裏で打席に立った大谷翔平は9回に登板予定だったが、全力疾走で内野安打に。栗山はこのシーンについては2点差で気持ちがピッチャーの方に向くと思っていたが、そこに大谷の野球観が垣間見えたという。
次のキーワードは気遣い。SNSで今回の契約が決まった際には決まるまでに遅くなったことに謝罪から入ったという大谷。今年7月に行われたメジャーリーグのオールスターゲーム古田はここで大谷に取材するためにシアトルに向かったが立ち止まってもらえず話を聞くことができなかった。しかしその後大谷からサプライズ。大谷は古田が来ていることは知っていたというが、立ち止まれなかったことに申し訳なかったとサインボールを渡し届けてくれたという。最後に二刀流。今年右肘を手術した影響で投手としての復帰は2025年シーズンからと予想されている。栗山は大谷は二刀流が日常的であったが、今回打者だけをするとなると心配だという。その理由は打者の専念は余計なことを考え出してしまい、二刀流のときはシンプルに野球をしていたというが、来年の活躍は楽しみにしていると答えた。
大谷翔平の来シーズンと二刀流が復活する2025年の成績を予想してもらう。古田は来年はホームランは25本を打つが25年には60本を打ち、投手では15勝をしMVPになると予想した。松坂は24年はホームランは30本。25年には55本を打ち、投手では15勝すると予想した。栗山は24年は74本のホームランを打ち、25年には89本、投手としては10勝すると予想し、大谷にならこの驚異的な本数も夢ではないと答えた。
大谷はドジャースとして迎える開幕戦では、来年3月20日に韓国で開幕戦を迎え、対戦相手はパドレスのダルビッシュ有との侍対決が実現する可能性があるという。またカージナルスやカブスなどとの試合日程も予定している。また山本由伸や今永昇太の契約の行方にも注目だという。
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