- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 優木まおみ 山瀬理桜
オープニング映像。
本日のゲストはハルゲンダルヴァイオリン奏者・山瀬理桜。ハルゲンダルヴァイオリンはノルウェーのハルゲンダル地方を発祥とする民族楽器。独特な美しい装飾が特徴。また共鳴弦があり美しい残響を生み出す。バイオリニストとして活動していた24歳の時、ムンク美術館で姉妹コンサートを開いたのを機に伝統音楽に触れ存在を知った。3年後、ノルウェー大使館で行われたコンサートで音色を生で聴き歓迎。ハルゲンダルヴァイオリンは楽譜がなく演奏法は口伝えのみだったため、ノルウェーに渡り現地の奏者に師事。2003年ハルゲンダルヴァイオリン奏者として活動を開始。音色に惚れ込んだ宮崎駿監督からオファーを受け「水グモもんもん」などで作曲と演奏を担当。さらにYouTubeなどでノルウェーの魅力を発信し、今年1月にはノルウェー王国功労勲章を授与された。
山瀬理桜のお宝は「ロイヤルコペンハーゲンのアイスドーム」。鑑定額は250万円。18世紀の王宮で晩餐会で使うために作れたものの復刻版。
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大阪府の中学校・技術科の常勤講師をしていた土江さんのお宝は石川啄木の手紙。
石川啄木は盛岡中学校に進学後、文学に傾倒。さらに堀合節子と恋に落ち学業は疎かになった。16歳で退学し小説家を志し上京するもわずか4か月で帰郷。それでも節子との婚約を決め生活費を稼ぐべく18歳で単身上京。処女詩集を出版するも売れず借金しながら飲み歩き節子との結婚式をすっぽかす。その数日後、渋民村に戻り小学校の代用教員を務めたがわずか1年で免職。21歳で北海道へ渡るも、22歳で3度目の上京。しかし挫折した啄木がたどり着いたのが短歌だった。24歳の時に歌集「一握りの砂」を出版するも26歳で他界。依頼品は「石川啄木の手紙」。
君和田さんのお宝は「グリコのおしゃべり人形2体」。父がフリーマーケットで手に入れたものだという。鑑定額は8万円。せっかちケメコは懸賞期間が短く入手が困難。
沖縄料理店を営む横山さんのお宝は「美空ひばりの羽子板」。亡き祖母が雑誌「平凡」の懸賞で当てたもの。鑑定額は8万円。老舗人形店「久月」が作った珍品。
藤原鎌足の子孫・井芹さんのお宝は「ナイスネイチャの蹄鉄」。競馬雑誌の懸賞で当たったもの。鑑定額は1万5000円。雑誌と封筒がセットで保存されているためナイスネイチャが使ったという照明になっているという。
元パイロットの松尾さんのお宝は「ギベオン隕石8点」。隕石は宇宙空間から地球に落下した1mm以上の物体。地殻変動や火山活動のない小惑星の一部だったため誕生当時の状態をそのまま保持している。隕石を年代測定することで太陽系誕生の年代が推定された。今回の依頼品は、ナミビア・ギベオンに落下した鉄隕石。現地では魔除けの効果があると信じられていた他武器を作る材料としても利用された。
ナミビアに落下したギベオン隕石8点は2430万円という鑑定結果。1つ1つが博物館級のもので、一番大きいのが600万円、球は1000万円ぐらいだという。
お宝鑑定依頼 大募集!詳しくは番組HPまで。