- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 菅井友香
オープニング映像。
徳永龍雄さん(69歳)さんは空き家バンクを通して2017年、埼玉県から三重・伊賀市に移住。農機具小屋を改修して3年前にカフェをオープン。白土三平らを輩出したガロが読み放題。依頼品は「狩野山雪の六曲一双屏風」。狩野山雪は1605年、山楽に入門。46歳で家督を継いだ。1647年、法橋に叙せられ、雲龍図など描いた。1649年、投獄され享年は62だった。
「狩野山雪の六曲一双屏風」本人評価額は500万円。鑑定結果は30,000円だった。偽物だった。山雪らしさはなく弱々しく、重量感がない、本物であれば3000~5000万円だったという。
番組MCの片渕茜が4月で卒業になる。新MCは元櫻坂46のキャプテン菅井友香。サイレントマジョリティーでデビューし、2018年にソロ写真集「フィアンセ」を発売しオリコン週間BOOKランキングで1位を獲得。2022年11月に東京ドーム公演でグループを卒業。特技は乗馬、日本馬術連盟のアンバサダーも務めた。これまで片渕茜と今田耕司はこれまで目利き対決を行ってきて、片渕茜が3勝1敗で勝ち越してきた。今回は菅井友香も参戦する。
今田耕司と片渕茜の目利き対決に菅井友香が緊急参戦。本物はエミール・ガレのアール・ヌーヴォー。片渕と菅井はガレ風作品に挑戦する。埼玉・蕨にあるブラスト工房の佐藤さんに協力していただく。作業開始から40分、下絵が完成したら作品作り。サンドブラストという機械で表面を削り、100年前のガレの作品に迫る。2人のガレ風作品が完成した。今田はガレの本物を当てる。今田は隙がないとしてCが本物だと予想。Bは菅井作。
今田耕司と片渕茜の目利き対決に菅井友香が緊急参戦。今田はガレの本物を当てる。今田は隙がないとしてCが本物だと予想。Cは片渕作で今田不正解となった。本物はAだった。
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- エミール・ガレ
東京・銀座にある奥野ビルは築90年以上の昭和の名建築。中にはレトロなエレベーターがあり、ドアが手動式。依頼人の藤井栄蔵さんのお店がある。お店には万年筆がズラリ。ヴィンテージ品と限定万年筆を扱っているという。藤井さんのオススメはPILOTの蒔絵万年筆で35万円。MOTBLANCが1992年に発売したヘミングウェイはアーネスト・ヘミングウェイへのオマージュが込められたモデルでお値段は33万円。初心者向けにはPelikan400がオススメで2万8000円。お宝は骨董市で見つけた高杉晋作の古い写真。伊藤博文と高杉の弟子も写っている。45万円で購入したという。依頼品と同じ構図の写真が東京国立博物館と伊藤公資料館に所蔵されている。この写真は日本初の商業写真家の上野彦馬によって慶応元年に撮られたもの。高杉晋作は武器商人のトーマス・グラバーに会うために長崎に滞在していた。その前後に上野彦馬を訪ねたと考えらえる。彦馬は当時コロジオン湿板写真という技法を用いていた。銀板写真の露光時間が30分なのに対し、湿板写真の露光時間は20秒と当時画期的な撮影法だった。さらに、ガラスの原板から鶏卵紙に紙焼きすることができた。
藤井栄蔵さんお宝は骨董市で見つけた高杉晋作の古い写真。鑑定結果は400万円だった。
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開運!なんでも鑑定団の次回予告。