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(食彩の王国)
夏に涼を呼ぶ きゅうり
今週は夏野菜のきゅうりを取り上げる。金沢市の近江町市場には加賀太きゅうりがあり、冷たいおでんや能登豚との黒酢炒めとして供される。昭和初期に譲り受けた種子を、加賀節成きゅうりと交雑させて生み出した。
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(食彩の王国)
加賀太きゅうりに賭ける 農家の情熱
石川県は金沢市、安原地区で栽培されている加賀太きゅうり。半年にわたる収穫時期で1つの株に10本ほどが実るが、後半になると「成り疲れ」の状況になる。太平幸久さんは研究して追肥にたどり着き、最後まで成熟したきゅうりを収穫。都内のアンテナショップや地元のJAで奮闘している。奥さんの佳寿子さん曰く「火を通した方が食べやすい」。
加賀太きゅうり×フレンチの匠
「レストラン エンヌ」のオーナーシェフが挑む、加賀太きゅうりの新作フレンチを紹介。セモリナ粉をまぶしたアユを串に刺してカラリと揚げたら、きゅうりのジュレを添えた一品が完成した。続いては、ひび割れてしまったキュウリをたっぷりのバターでソテーしたら、バイ貝を火で炙る。
フレンチシェフ・西山昭二が挑む、加賀太きゅうりの新作料理。炙ったバイ貝に、きゅうりの果汁に生クリームなどを加えた特製スープを添えた。農家の太平幸久さんは「丹精込めて作ったきゅうりを、こんな美味しい料理にして頂けた」と目を細めた。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。
次回予告
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