- 出演者
- 平井信行 三平泰丈
オープニング映像。
関東地方の各都県は依然としてインフルエンザの流行が続いているとして引き続き感染対策を徹底するよう呼びかけている。医療機関の中には救急患者の受け入れを断らざるをえないケースも出ている。群馬県高崎市の高崎総合医療センターではインフルエンザの患者の増加で病床の使用率が一時、95%に達するなど医療提供体制がひっ迫。今月7日の夜から翌日の朝にかけては救急患者の受け入れを9件断らざるをえない状況に陥ったという。関東地方の1都6県で今月5日までの1週間に報告された1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は、茨城県が60.18人、埼玉県が46.07人、群馬県が35.71人、東京都が13.81人などとなっている。いずれも前の週より減少し警報の目安となる30人を下回った地域もあるが各都県では依然として流行が続いているとして引き続き感染対策を徹底するよう呼びかけている。今月5日までの患者数は全国的にも減少したが、専門家は年末年始の時期は休みの医療機関が多く受診する人が少なかったためだと考えられるとして引き続き注意が必要だとしている。倉敷中央病院・石田直副院長は、流行の真っ只中にいると思った方がいい、学校・職場が始まってまた感染が広がる可能性があると話した。
成田空港では都内などに移動するためにタクシーを利用する外国人が増え、利用環境をどう改善するかが課題となっていることから、待ち時間の短縮や支払いのキャッシュレス化で利便性を高めようという取り組みが始まった。取り組みは、成田空港会社と千葉県などが連携して始めた。空港内で待機できるタクシーの台数をこれまでより1割増やして203台とし、深夜帯には386台まで増やすほか、配車の依頼やキャッシュレス決済ができるタクシー用のアプリを周知する動画を空港内で流し、空港内のWi−Fiに接続するとアプリの案内が自動的に表示されるようにもしている。こうした取り組みでタクシーの待ち時間を減らすほか、支払いのキャッシュレス化を促し利便性の向上を図りたいとしている。成田空港会社戦略企画室・片山敏宏室長は「タクシーを有効に需要に合わせて、きちんと供給していく。取り組みを通じてインバウンドへのタクシーのあり方を考えていきたい」と語った。
戦後の日本文学を代表する作家・三島由紀夫の生誕100年に合わせた催しが都内で開かれた。会場では芥川賞作家・平野啓一郎さんを聞き手に親交のあった画家でグラフィックデザイナー・横尾忠則さんが三島とのエピソードを語った。横尾さんは「三島さんは僕にとって教育者だった」と語り、印象的なことばを振り返っていた。
関東の気象情報を伝えた。