- 出演者
- 平子祐希(アルコ&ピース) 篠原梨菜 naco 木村龍之介
オープニング映像。
今回、草なぎ剛、稲垣吾郎がそれぞれ主演する2作品に注目。稲垣の主演作ではベートーヴェンの名曲誕生秘話が描かれる。草なぎの出演作はウィリアム・シェイクスピアの名作の舞台化。
プレゼンターのnacoさんはクラシック音楽を解説する動画をYouTubeに投稿している。好きな作曲家がベートーヴェンで、「ピアノソナタ第14番 月光」を激賞する。2人目のプレゼンターは演出家の木村龍之介氏。東京大学の在学中、ウィリアム・シェイクスピアの作品と出会い、魅了されたという。
稲垣吾郎が主演する舞台「No.9-不滅の旋律-」が今冬、4度目の上演を迎える。聴覚を失っても、「交響曲第9番」を完成させるベートーヴェンの半生が描かれる。
「ベートーヴェンが大人になるまで知らなかったものは?」が出題。正解は「自分の生まれた年」。父親が第二のモーツァルトとして世に売り出したかったとされ、若ければ若いほど天才の名は広まりやすいという(諸説あり)。そんな父親は酒に酔っては暴力を振るい、ベートーヴェンの難聴の遠因になったとも。
クイズ「ベートーヴェンが生涯で60回以上繰り返したことは?」が出題。正解は「引っ越し」。また、ベートーヴェンはコーヒー豆を60粒きっかり数え、コーヒーを淹れていたという。
「No.9-不滅の旋律-」で主演を務める稲垣吾郎は「緊張感から始まり、苦悩や歓喜まで。その流れをお客さんと一緒に体感できる」、「お客さんとみんなでベートーヴェンという人物を動かしている」などと語った。ステージの両脇にグランドピアノが配置され、ストーリー展開とともにピアニストがベートーヴェンの名曲を生演奏するほか、20名による生コーラスも披露される。
ウィリアム・シェイクスピアの作品のなかで傑作の1つに数えられるのが「ヴェニスの商人」。同作が舞台化され、草なぎ剛が主演を務める。
木村龍之介氏によると、「ヴェニスの商人」について、選択が描かれているという。草なぎ剛演じるシャイロックは高利貸しで、木村氏は「闇金ウシジマくん」に例えた。アントーニオは投資家、ポーシャは大富豪の娘。絶世の美女にして、卓越した教養の持ち主でもある。バサーニオは起業家で、ポーシャを手にし、のし上がろうという野心を持つ。
木村氏は「ヴェニスの商人」に登場する主要キャラの相関関係を説明。バサーニオは令嬢ポーシャの心を射止めるが、友人にして投資家のアントーニオはトラブルに見舞われる。高利貸しであるシャイロックに返済が叶わず、法廷劇に持ち込まれる。
草なぎ剛にとって、「ヴェニスの商人」は初めてのシェイクスピア作品。草なぎ曰く、同じ舞台は2回もなく、「その時、その瞬間。一期一会というものがより濃く現れる」などと語った。
平子祐希は木村氏、naco氏のプレゼン力を絶賛した。
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