- 出演者
- 東野幸治 吉村崇(平成ノブシコブシ) 高橋ひかる トラウデン直美
(オープニング)
オープニング
本日の作品は「NHKスペシャル 認知症の第一人者が認知症になった」。
- キーワード
- NHKスペシャル
(3分ドキュメンタリー)
スタジオトーク
最近見たおもしろいドキュメンタリーについて、吉村崇は『バタフライ・エフェクト』を挙げ、東野も『奇妙な果実 怒りと悲しみのバトン』という回が良かったと話した。
- キーワード
- 映像の世紀 バタフライエフェクト
NHKスペシャル 認知症の第一人者が認知症になった
本日の3分ドキュメンタリーは『NHKスペシャル 認知症の第一人者が認知症になった』。主人公は長谷川和夫さん(当時89)。認知症医療の第一人者で、「痴呆」から「認知症」へ病名を変更することを提唱するなどした。長谷川さんが診断されたのが嗜銀顆粒性認知症。それでも長谷川さんは研究や講演活動を続けながら、「自分の姿を見せることで認知症とは何かを伝えたい」と自らの認知症を公表したという。長谷川さんを支えたのは妻と娘だった。
認知症の第一人者が認知症になった
利用者全員で行うゲームに参加した認知症の長谷川さんに笑顔はなかった。医者のときはデイサービスに行ったらどうですか?と提案していたが、自分が行くことになったら「ひとりぼっちなんだ、あそこ行っても」と嘆き、行くのをやめると言い出した。2019年10月になると、娘を妻と間違えてしまった。取材の最後にスタッフが「認知症になっての景色ってどんな景色ですか?」と質問すると、「変わらない。普通だ」と答えた。
- キーワード
- 聖マリアンナ医科大学病院認知症長谷川和夫
NHKスペシャル 認知症の第一人者が認知症になった
番組を制作した加藤ディレクターは、「長谷川先生は自分の姿を通して伝えたいということをおっしゃっていたが、ご家族がどこまで撮影するかということを気にされていた。長谷川先生も番組を見てくれて『良かったね』と言ってくれた」と話した。長谷川さんは自分の功績も覚えていて、『最後まで人の役に立ちたい』と繰り返し言い、日記にも何度も書いていたという。