- 出演者
- ウエンツ瑛士 田中瞳
今回は池上彰が解説する。そこで「スパイから見る世界情勢」を特集すると今回の番組の放送内容を伝えた。
池上彰がニュースの裏にスパイが暗躍する理由について60秒解説した。
池上彰の解説を聞いた4人は全員が「ナルホド」と判断した。ウクライナ侵攻についても、輸血車によって侵攻を確信したが、具体的な日時はプーチン大統領の側近しかわからないという。そこで世界のスパイ組織と、最近のスパイに関するニュースが図で解説された。
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- ウラジーミル・プーチンワグネル・グループ
CIAがロジア人スパイを募集しており、募集動画もあるという。実際にCIA長官は「ロシア人を勧誘する絶好のチャンス」と語っている。
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- アメリカ中央情報局
スタジオではスパイの実態について話題になった。スパイは顔を覚えづらい地味な人で、銃やスパイ道具は勤め人などを装うためNG、実はデスクワーク中心、また収入も公務員のためそうでもないという実態が説明された。日本にも多くのスパイがより、吉野次郎はスパイとみられる人物から接触を受けたことがあると語った。
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- オックスフォード大学ハーバード大学
吉野次郎はスパイと見られる人物とは虎ノ門ヒルズで接触を受けたという。そんなスパイの巧妙な手口を吉野次郎が60秒解説するという。
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- 虎ノ門ヒルズ
吉野次郎が「ロシアスパイの巧妙な手口」を60秒解説した。
スタジオでは吉野次郎の解説について全員が「モヤモヤ」と判断した。アンミカは理由について「もっと掘り下げてお伺いしたい」と語った。吉野次郎がスパイだと気付いたのは、名刺で国防武官と書かれていたのでGRUのスパイだと思ったという。最近は5G情報など最先端技術を持つハイテク企業の社員などがスパイのターゲットになると解説した。
実際にロシアスパイに狙われた会社員の再現VTRが流れた。そこで大手通信会社の社員の男性がロシアスパイと接触して狙われる手口が説明された。
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- 新橋(東京)
大手通信会社の社員の男性がロシアスパイと接触して狙われる手口の再現VTRが伝えられた。その後、会社員の男性は機密情報をロシアに譲渡したということで逮捕されたという。
スパイ行為をしたロシアのスパイは外交特権で守られているので、警視庁の出頭要請に応じないまま帰国したという。スパイには協力者を取り込む心理テクがあり、ロシアのスパイは展示会などでターゲットになりそうな人を探していると解説した。
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- 警視庁
次は大浜平太郎が中国のスパイの実態について解説した。
中国のスパイの特徴について話題になった。そこで勝丸円覚は「中国スパイ 千粒の砂戦略」について60秒解説した。
スタジオでは勝丸円覚の中国人スパイの解説について全員が「モヤモヤ」と判断した。中国人スパイには民間人が利用されており、アメとムチでスパイ行為を要求されると解説された。中国には国家情報法という、中国人に対して情報収集活動への協力を義務付ける法律があると池上彰は語った。
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- 国家情報法
2016年にスパイ罪で懲役6年を受けた鈴木英司さんに話を聞いた。鈴木英司さんは2016年に空港で北京市国家安全局に拘束されたと当時のことについて語った。
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- 北京市国家安全局
2016年にスパイ罪で拘束された鈴木英司さんが国家安全局での取り調べについて語り、そこで公安職員の顔社員などを出して質問されたという。
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- 北京市国家安全局
スタジオでは中国当局が公安調査庁の職員の内部データを持っているということは、公安調査庁の中に中国のスパイがいたとしか考えられないと話題になった。こうした中国の情報機関の中心になっているのが国家安全部だと池上彰は解説した。
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- 中華人民共和国国家安全部公安調査庁
アメリカ・モンタナ州では5月、TikTok禁止法が成立した。ユーザーの情報がアプリの親会社を介して中国に抜かれることを懸念しているという。池上彰氏は米軍兵士が基地でTikTokを利用していたりすると、位置情報から基地の居場所を中国が把握することを懸念しているなどと説明した。
池上氏は15年、元CIA幹部のアーサー・M・ブラウン氏にインタビューしたことがあり、ブラウン氏は各省庁で情報を所有しているが、包括的に解析・分析できる中央組織を欠いているのは弱点と指摘。一方、情報収集能力は優れていると高く評価していた。8年の月日が経過するも、未だに情報機関は縦割り。
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- アーサー・M・ブラウン外務省警察庁
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2023年7月5日(21:00)