- 出演者
- 弘中綾香 坪井俊輔 畑田康二郎
打ち上げに成功した衛星「だいち4号」を乗せたロケット。衛星は地殻変動は気象災害など観測するため利用される。今回、こうした宇宙ビジネスに取り組む人物など特集する。
オープニング映像。
2040年には1兆ドルビジネスになるといわれている宇宙ビジネス。宇宙では携帯電話の位置情報サービスが機能しないという。
東京・大田区の町工場で開発されている、東京~NY間を1時間で結ぶ有人ロケット。液体メタンと液体酸素などの燃料を混ぜで推進力を生み出す技術。5年後には無人で、10年後には友人での飛行が可能になる見込み。2040年には1人数百万円で50人乗りのジャンボジェットが走る見込み。訓練などは不要になるとみられる。運転はAIが自動で行う。日本政府も宇宙事業を積極的に支援。スペースXの事業拡大により、ロケット打ち上げのコストは激減しているという。
元経済産業省職員で、現在は宇宙事業に携わる畑田さん。2015年に内閣府宇宙戦略室に配属され、国内の宇宙ビジネスに未来を感じ独立。新しい産業を作りたいんだそうで、目指しているのは「宇宙港」の創設。
サグリ代表の坪井さん。サグリでは、衛星技術を使って耕作放棄地を把握。自治体による現地調査の手間を減らすほか、土壌の状態までチェックできる。政府が打ち上げている衛星は無償で商用利用することが可能。地球の400m上空には無数の衛星が飛んでおり、様々なデータを取得しているという。
衛星データを使った農業支援ビジネスを行っているサグリ社。衛星のカメラでは可視光のほかに紫外線なども捉えられるため、この技術を応用して土壌の状態をデータ化。坪井代表は幼い頃から宇宙飛行士に憧れていたが、大きすぎる夢を持っているあまり周囲の人から理解されず。その経験から、大学時代には小学生向けの学生塾を起業。アフリカの貧しい国における「家業の農家を継ぐため進学しない」という子供などを見て、この事業を思いついたんだそう。
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有楽町にある「Tokyo Innovation Base」は、スタートアップ関係者と投資家などが自由に集える都営の場所。アプリに登録するだけで誰でも自由に使える。フリーワイファイや会議室、イベント会場など完備。テスト販売スペースも。
今日紹介された内容をまとめた「グラレコ」について。宇宙ビジネスについてだが、事業が目指すものは地球の課題解決だという。
エンディング映像。