- 出演者
- 岡田圭右(ますだおかだ) 尾崎直道
今日のゲストは尾崎直道。尾崎3兄弟の末っ子で、84年の静岡オープンで初優勝、91年・99年には日本ツアー賞金王に。93年からは米PGAツアーにも参戦。8年にわたってシード権を守ってきた。国内ツアーでは通算32勝。日本男子ツアーでは7人しかいない永久シードの保持者。2022年には日本プロゴルフ殿堂入り。
オープニング映像。
現在67歳の尾崎。「若い」と言われることが多いそうだが、スイング技術は加齢に逆らえないそう。
テーラーメイドと契約する尾崎直道プロ。クラブ選びの上手さがスコアの上達にも直結すると豪語。ドライバーは「STEALTH GLOIRE」「STEALTH2 PLUS」などを使用。コースの状況などによってドライバーを使い分けることも。シャフトには50g台で柔らかめのものを使用。女子プロ用以上に軽いクラブを使うことも。今はアマチュアと同じようなスイングになったという尾崎。最近は楽さを求めて7Wで楽なゴルフをするそう。かつては60度のサンドウェッジなどを使用も、最近では加齢による柔軟性の衰えからウェッジを4本持って回るそう。パターは長尺の「GHOST SPIDER Si」を使用。パター時はイップスに陥りそうになったことがあり、実戦前には家でも練習していたそう。グリップ部はテープで自作。ソールの全面に鉛を貼るカスタムも。
尾崎に、ツアーでの記録に残る「奇跡ショット」を自ら再現してもらう。日本オープンを初優勝した時、優勝スコアは10オーバーだった。最終日は大雨も、気後れせずにフルショットを打てたそう。その日、17番でバーディーをとったのは尾崎のみ。過去、ホールインワンは10回以上経験。
尾崎が、今の自分のスイングを披露してもらいながら、そのこだわりを解説。かつては大きいスイングを打っていたそうだが、加齢による衰えで上半身と下半身の捻転を使ったスイングは難しくなっているそう。その捻転を使わない分、コンパクトなスイングができるようになったそう。シャフトを軽く柔らかくすることで、小さなスイングでもしなりが利用できるそう。ヘッドスピードは歳を重ねると出なくなるそう。ヘッド側を握って素振りすると、しなりの利用がイメージできるという。若い時からスイングづくりはショートアイアンでしていたそうで、球筋の打ち分けが体を使わず出来るそう。
普段から取り入れている「座右のドリル」を尾崎に聞く。「素振り」と断言する尾崎。兄・将司が自作した素振り棒を使っていたという。ジャンボ軍団にはこれが贈呈されるそう。これを使うことでボディスイングが身につくほか、タイミングを測れるようになったり、筋力アップなども見込めるという。素振りの際は、ボールをイメージして球筋を描くように行っているそう。軍団には原英莉花、笹生優花、西郷真央などが。
現在67歳の尾崎の人生を折れ線グラフで表現。横のラインで年齢を、縦のラインで「ハッピー度」をそれぞれ表現。ゴルフを始めたのは中学2年生。当時は野球をしていたものの、兄などの影響で「ゴルフで生きていく」と決意。ビー玉、めんこなどが大好きで、それとの共通性も感じたそう。それ以来、夜の素振りはバットではなくゴルフクラブに。以来、プロテストに合格するまではゴルフに夢中だったそう。プロ入り後は「勝つためのもがき」が。28歳頃に静岡オープンでツアー初優勝。その前週日曜には結婚も。妻からは未だに「私のおかげでしょ」と言われるそう。尾崎は3兄弟の中で評価が低く、これに苦しんだことも。兄弟での食事も、成績が悪いと隅に追いやられることも。グラフでは、賞金王を取るなど活躍した50代までは右肩上がり。当時はアメリカツアーにも挑戦。シニアになっても、レベルの高い米国ゴルフには憧れがあったそう。
番組ではゲストに、今後の目標をコースターの裏に記してもらっている。今回の尾崎は「ゴルフは楽しく!!」と記述。運動会で必死で頑張る子供のような感覚で、ゴルフを楽しんでいきたいそう。野球に夢中になっている大谷翔平などがロールモデル。
エンディング映像。
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