- 出演者
- 立本信吾 藤本万梨乃
オープニング映像。
自民党総裁選で小泉進次郎元環境大臣が立候補を正式に表明した。小泉氏は「私は総理になって時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい」と述べた。さらに「私が総理・総裁になればできるだけ早期に衆議院を解散し国民の信を問う」と明言した。また注目されていた裏金問題への対応についても不記載の議員の次の選挙での後任について「説明責任を果たし再発防止に努めているかに基づき新執行部で厳正に判断する」とし「選挙で信任を得るまで要職に起用しない」と断言した。さらに今の自民党を「古い自民党」と呼び、政策活動費の廃止、ライドシェアの完全解禁、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出することも掲げた。小泉氏は党内から「選挙の顔にふさわしい」との期待の一方、「経験不足が不安」といった声もあり、その懸念の払拭が課題となる。
立憲民主党の代表選挙は明日の告示を前に再選を目指す泉代表が立候補を表明した。推薦人を確保できた泉氏は「日本を伸ばす!」と題して国産化、格差是正など6つの政策を掲げた。また代表選で戦う枝野前代表と野田元総理に対抗し「経験や実績のみに頼るのではなくこれからの可能性に期待していただきたい」と訴え、会見前には両氏に挨拶した。野田元総理は「いい論戦ができればと思いますし、党の発展につながるよい代表選挙にしたいと思います」、枝野前代表は「本番は総選挙ですから」と述べた。一方、江田元代表代行と吉田晴美議員は推薦人の確保が難航しているが、ギリギリまで出馬模索する構え。
岸田総理大臣は韓国の尹錫悦大統領との首脳会談を行うため先ほどソウルに向け出発した。岸田総理は「日韓の首脳が形式にとらわれず頻繁に往来して率直な意見交換をするのがあるべき姿である」と述べた。総理として最後の韓国訪問について同行筋は「岸田政権はこれまでの政権ができなかったことをやり遂げた、その象徴が日韓関係の改善だ」と話していて岸田外交の成果を示したい考え。緊張が続いていた日韓関係は岸田総理と尹大統領のもとで改善に転じ、首脳が頻繁に訪問し合うシャトル外交も復活した。最後となる会談で岸田総理は首脳が交代しても関係を後戻りさせない方針を韓国側に伝えたい考えで、両国の協力強化を話し合う予定。
車いすテニス女子ダブルス決勝。上地結衣・田中愛美ペアは東京大会金メダルのオランダペアと対戦。粘り強いテニスで相手のミスを誘い、この種目で日本勢初の金メダル。ゴールボール男子決勝(視覚障害)も日本が延長戦で劇的なゴールデンゴールを決め、男子史上初の金メダル。卓球女子シングルス決勝(知的障害)和田なつきが初出場で金メダル。日本勢シングルス制覇は男女を通じて初。
筑波大学附属高校3年生の悠仁さまは皇位継承順位が2位で、民法改正により18歳で成年を迎えた初めての皇族。節目にあたり悠仁さまは宮内庁を通じて「もう成年なのかと思うと時が経つのは早いと実感しています」と文書で感想を寄せられた。悠仁さまは昆虫や植物を取り巻く環境など自然誌について学べる大学への進学を目指し、学業中心の生活を送っていて、「進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたいと思います」と文書につづられた。小学生の頃から専門家が使う大きな網でトンボの調査を続けられる悠仁さまは、この夏には昆虫学に関する国際会議に研究者として初めて参加し、成長とともに生命や社会の多様性などに関心の幅を広げられている。玉川大学・学術研究所・小野正人所長は「人に国民に寄り添ったお考えがトンボの研究からつながっていくと感じるところがある」と述べた。成年式や公務への出席は来年3月の高校卒業以降となる。
米・トランプ前大統領は5日、ニューヨークで開かれた経済団体のイベントで講演し、大統領に返り咲けば政府の予算や事業を監査し、抜本的な改革を提言する新たな委員会を設立すると発表した。そしてそのトップにイーロン・マスク氏を起用する考えを示し、本人も同意したとしている。マスク氏はトランプ氏の講演に先立ち「機会があれば米国のために尽くしたいと思っている」とXに投稿し意欲を示していた。
セブン&アイ・ホールディングスがカナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から提示された買収額は6兆円規模になる。書簡の中で、提案は企業価値を「著しく過小評価」していて、日本の消費者の日常生活で不可欠な役割を果たしている点で「さらなる協議が必要なことは明らか」だと回答した。クシュタール側がどう出るかが次の焦点となっている。
東京・台場の映像を背景に気象情報を伝えた。
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先月28日に開幕したパリパラリンピック。日本のメダルラッシュが続いている。パラカヌー・小松沙季選手は2度目のパラリンピック出場で負けられない勝負の舞台。パラカヌーを始めてわずか半年で臨んだ東京大会では異例のスピードで出場したものの準決勝で敗退。残ったのは悔しさだった。あれから3年が経過し、パリの出場権を獲得して先月には地元高知での壮行会に出席しパワーをもらった。小松選手は「パリではメダルを目指す中で自己ベストを更新出来たらいいなと思う」と話した。パラカヌー予選は日本時間午後5時から。