- 出演者
- 斉藤舞子
オープニング映像。
関東の南の海上で発生した低気圧の影響で、関東甲信では山沿いで雪が降っている。箱根遊覧船の運営者はこれほど大掛かりな雪かきは初めてだとコメント。東京都心は雨となったが、引き続き路面の凍結に注意が必要。JR東日本によると、在来線はこれまでに大きな混乱は確認されていない。青梅線は青梅〜奥多摩間で始発から運転を見合わせていて、午後3時頃運転を再開する見通し。路面の凍結などには今後も注意が必要。
アメリカのホワイトハウスは、カナダとメキシコからの輸入品に25%、中国に10%追加の関税を課すことを正式に発表した。ホワイトハウスの正式発表に先立ち、トランプ大統領は自身のSNSで1日、カナダとメキシコに25%、中国に10%追加の関税を課したことを明らかにした。カナダからの輸入品のうち、石油や天然ガスなどエネルギー関連の輸入品に対しては、アメリカ国内での価格の上昇を考慮して、関税は10%に留めている。いずれも2月4日から発動される。トランプ氏は、関税を課す理由について「不法移民や違法薬物フェンタニルなどの流入が国民の脅威となっている」と説明し、国際緊急経済権限法に基づく、緊急事態に当たると認定したと明らかにした。これに対して早速、カナダのトルドー首相は会見し、アメリカからの1550億カナダドル(約16兆5000億円)相当の輸入品に対し、25%の関税を課す報復措置を発表した。また、メキシコのシェインバウム大統領は自身のSNSで、関税による報復を含む対抗措置を実施するよう指示したと投稿していて、関税をめぐる報復の応酬が現実味を帯びてきた。
加藤財務相はフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、トランプ大統領がカナダなどからの輸入品の関税を強化する大統領令に署名したことについて、「世界経済にどういう影響を及ぼすのか懸念している」などと強調した。また加藤財務相はアメリカの関税政策について、為替への影響などを見極める必要があると指摘した上で、日本政府は「政策や影響をしっかり見て必要な対応を取らなくてはいけない」と述べた。さらに、今月7日に行われる見通しの日米首脳会談では、関税などを踏まえた議論が行われるのではないかとの見通しを示した。
関東の気象情報を伝えた。
エンディング映像。