2025年5月16日放送 2:35 - 3:05 テレビ東京

FOOT×BRAIN+
移り変わる育成メソッド!ジュニア世代で養うべき知覚力とは

出演者
勝村政信 戸田和幸 冨田有紀 
(オープニング)
今夜は...

今回はジュニア世代の育成術にフォーカスを当てる。さらにスポーツ界に蔓延するパワハラ問題に切り込む。

キーワード
ビジャレアルCF佐伯夕利子
オープニング

オープニング映像。

(FOOT×BRAIN+)
ジュニア育成×ビジャレアル 覚えるのではなく感じる育成/教え込まずに余白を意識する指導...他

ビジャレアルでは選手たちに覚えさせる、教え込むような育成を行っていたが、今は知覚、情報処理に力点を置く。ピッチ上で得られた情報をもとに選手が選び取ったプレーを指導者は許容し、ジュニア世代が失敗を認識して修正していくべきだという。記憶学習で育成された選手は想定外に対応できないが、知覚、情報処理能力を養った選手は試合の変化にも慌てず、対応して見せるという。飄々としたプレーする選手としてリオネル・メッシを挙げ、そのときの状況から瞬時に選択肢を切り替えるほどの引き出しを持っている。勝村は久保建英が小学生の頃から選手の配置を把握し、そこから次の動きを想定したボールの止め方をしていることを思い出した。

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アンドレス・イニエスタ・ルハンビジャレアルCFリオネル・アンドレス・メッシ・クッシッティーニ久保建英

ビジャレアルでは目標設定を4つに分類しているが、ジュニア世代の場合、「自我」、「課題」に絞っている。全国大会出場、優勝といった「成果目標」の場合、達成できなかったときの心理的リバウンドが大きいほか、目標達成のためなら手段は選ばないという弊害も生じるという。佐伯さんは「勝つために相手選手を削りに行け」といった指示が出されたり、決まった選手しかプレーする機会がないなどを例に挙げた。

キーワード
ビジャレアルCF
スポーツ界のパワハラがなくならない理由/フィードバックで叱っていいのは取り組む姿勢...他

佐伯さんはJリーグの理事についていた当時、ハラスメントの酷さを目の当たりにしたという。パワハラというものは軍事教育から継承され、常態化するという。勝村は小学校で背の順で並ぶのは当たり前だと思っていたが、アメリカで育った知人の子どもが「コンプレックスを持つよ」と先生に指摘し、盲点だったことに気づかされたという。佐伯さんは選手の育成において、叱っていいのは才能、能力ではなく、「できるのにやらない」、「手を抜く」といった競技に取り組む姿勢だけと話す。

キーワード
ビジャレアルCF
次回予告

「FOOT×BRAIN+」の次回予告。

(エンディング)
明治安田 J1 LEAGUE 第17節

明治安田 J1 LEAGUE 第17節の日程を案内した。

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明治安田生命J1リーグ

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