- 出演者
- 勝村政信 冨田有紀 福田正博 柿谷曜一朗 戸田和幸 鈴木隆行 菅原由勢 佐藤勇人 野々村芳和
北中米ワールドカップを戦った日本代表の原点をたどる。名門バルセロナで育った久保建英は、2016年15歳でJ3デビューを果たし、2018年J1で初ゴールを決める。一方、伊東純也は大卒ルーキーとして2015年J1デビューを果たし、その2か月後に初ゴールを決める。また、移籍した柏レイソルでも活躍し、爆発的な速さで世界へと駆け上がっていった。他にも冨安健洋や長友佑都、板倉滉、鈴木彩艶選手のデビュー戦や初ゴールについて紹介された。
前身のクラブから数えて今年で創設76年を迎える赤き軍団・浦和レッズが誇るNo.1は「サポーターの数と熱狂ぶり」。2025シーズン平均入場者数は37350人。2025シーズン事業規模は113億円。誰もが認める日本のビッグクラブだが、福田正博は1シーズン制になってから9シーズン経ってもリーグ戦では一度も3位以内に入れていないことが歯がゆいという。リーグ戦の優勝も2006年の1度のみ。
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浦和レッズは2017年FOX Sportsが選ぶ「熱狂的なサポーターを持つ世界5クラブ」に選出されている。FIFAクラブワールドカップ2025ではアメリカまでサポーター約5000人が駆けつけており、インファンティーノ会長も賛辞を送った。なぜ浦和レッズがそれほど人を惹きつけるのか。新シーズンに向けた埼玉スタジアム2002でのトレーニング初日、渡邊凌磨や新加入の水沼宏太らの姿、そして多くのサポーターが詰めかけていた。サポーターに話を聞くと「浦和色の血が流れている」「心底自分の身体に浦和レッズが入っている」「生活の一部みたいな感じ」「地域に根ざしている」といった声が聞かれた。
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浦和レッズの人気について「やっぱりサッカーどころなんですよ」「どうして浦和だけがああなのかがわからない。何もないからじゃないか、とかも言われていますけど、とにかく熱量は非常にありますよ」「もともと大宮の方が栄えていたんですよ。浦和は県庁所在地なのに田舎で何もないつってバカにされてて」「華やかなヴェルディなどと比べ、浦和の硬派な感じから一体感が生まれた。弱いからこそ応援が大きくなっていった」などとトーク。
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浦和レッズを応援する理由で多かったのは「応援の熱量」。「普段の生活で感情を爆発させる時はないけど、埼玉スタジアムに来るとみんながひとつになる」というサポーターの声が聞かれた。西川周作は「浦和レッズのサポーターの方は、僕たちを本気で支えたい、後押しをしたいと思ってくれている。あの歓声や視線を感じると痛みが消える。アドレナリンの出方が全然違う」、早川隼平もデビュー当時「この歓声の中でプレーしたいと感じた」と語る。福田正博は、 メジャースポーツに変わって観客がたくさん来ているところでプレーできる喜び、浦和でしか積めない経験ができてラッキーだったと語る。福田とともにプレーしていた岡野雅行も浦和の応援に力をもらっており「いつもの倍以上走れる。練習でもできないプレーができる」と語った。森脇良太にも「ブーイングをかき消すほどの森脇コール」があったなど声援に助けられた出来事を経験したという。
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今シーズン、浦和の指揮を執るのがチョウ・キジェ監督。現役時代はDFとして浦和でもプレー。監督としては情熱あふれる指導で知られている。あのスタジアムの熱狂をどう感じてきたのか聞くと「現役時代も2年くらい所属させてもらっていましたし、31年ぶりくらいに浦和で仕事させてもらうが、当時からワンプレーに対して選手のアプローチやパワーが一段階レベルが高くなる応援をしてもらっていたと思うので、選手として在籍していたときよりも2・3段階上がって今がある。ひとつの勝利に対して心からサポートする、そういうチームを体現できるように頑張れたらと思う」と話す。
浦和レッズにのもう一つのNo.1がグッズ収入。常にJリーグトップの売上を誇り、2025シーズンには16億円を超えた。その裏には強いこだわりがあり、目指すのは「世界観の統一」。そのこだわりは細部にまで徹底されている。例えば有料会員のサポーターだけが手に入れられるストレージボックス。わずかな色味の違いに気づくと「浦和レッズの赤を再現しているか相当にこだわりを持っている」と言う。今回試作で作られたボックスの赤は明るすぎるため作り直しに。さらにユニフォームには漢字は使わず基本的にアルファベットのものを使用。シンボルである赤へのこだわり、サッカー発祥の地を意識したアルファベットの限定使用、その徹底した世界観が応援に集中できる舞台を作り上げている。
それぞれのクラブがそれぞれの哲学を胸に新シーズンへ挑む。8月7日、新時代のJリーグKICK OFF、その先に見据える日本サッカーの未来とは。Jリーグ・チェアマンの野々村氏は「日本でももっとサッカーが文化になっていかなければならない。リーグがより魅力的になる=サッカーが文化になることに近づく。多くの人が楽しめるようなことを常に提供できるリーグになったとすると、必然的に良い選手もどんどん出てくる。海外からも選手が来るし、相乗効果でレベルが上っていく」と話す。このあとは「Jリーグの最高の楽しみ方」にも迫る。
佐藤さんは「Jリーグ草創期はたくさんの有名な外国人選手が来たが、海外で活躍している選手に声をかけてクラブが選手に投資できれば充分来てくれる可能性はあるし、そうするとJリーグの盛り上がりにも繋がる」、鈴木さんは「暑いと練習のパフォーマンスも上がらない。すると気付かないうちに自分のコンディションが落ちていたりする。見に来てくれているファンの方たちにとっては『全然面白くない、全然走ってないな』みたいな試合になっちゃう。そこを(開幕日が変わることで)避けられて、良いパフォーマンスを出せる状況になるのは良いことだと思う」とコメントした。
