- 出演者
- 古田敬郷
オープニング映像。
気候変動対策を話し合う国連の会議「COP29」は、焦点となっていた途上国への資金援助について、今日未明、先進国が主導して2035年までに少なくとも年間46兆円余りの支援を行うとの目標で合意した。アゼルバイジャンの首都・バクーで開かれている「COP29」では、途上国の温暖化対策を支援するために先進国が拠出する資金の新たな目標金額を巡り、先進国と増額を求める途上国とが会期を延長して交渉を続けてきた。また途上国を含めて全ての国や民間なども合わせた支援額について、少なくとも年間1兆3000億ドルまで拡大することを呼び掛ける事も決まった。ただ採択後はインドなどの新興国や途上国から「目標額が少なすぎる」など反対の声が相次いだ。
新潟県で今日午後開催される「佐渡島の金山」の追悼式に韓国側が参加を見送ったことについて、佐渡市民からは困惑の声が上がっている。追悼式は金山で働いてきた朝鮮半島出身者を含む全ての労働者に対するもので、世界遺産登録をきっかけに今回初めて開催される。韓国メディアは、参列する生稲晃子外務政務官が靖国神社に参拝したことがあると指摘し、それが不参加の理由との見方を伝えていた。追悼式は新潟県知事や佐渡市長らが参列して午後1時に始まり、黙祷や献花などが行われる。
能登半島地震で被災した石川県の志賀原子力発電所で地震による原発事故が発生したという想定で大規模な訓練が行われている。訓練は震度7の地震で志賀原発2号機の冷却装置が故障し、放射性物質が外に漏れ出したという想定で行われた。午前7時から始まった訓練では、志賀原発内に対策室が設けられた他、志賀小学校では原子力防災用のエアテントを設置する訓練が初めて行われた。今年は能登半島地震で被災した住民らに配慮して地元住民の参加は見送られ、自治体の職員が住民役を務めた。北陸電力では今月6日、海域にある活断層の長さをこれまで(約96km)の1.8倍となる約178kmに見直している。
全国の天気予報を伝えた。
年末年始に向け、多くの利用客が見込まれる東京都足立区の北千住駅で、警視庁などがテロ対処訓練を行った。今日午前、北千住駅にあるつくばエクスプレス線のコンコースで不審者がペットボトルに入った液体をまき散らし、刃物を振り回すテロを想定して対処訓練が行われた。北千住駅には6路線が乗り入れ、年末年始は帰省などで多くの利用客が見込まれる。警視庁は官民一体でテロを許さないまちづくりを推進していきたいとしている。
「世界遺産」の番組宣伝。
エンディング映像。