- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 渡部圭司 伊藤海彦 副島萌生 近藤奈央 小野文明
オープニング映像と挨拶。
東京・渋谷から全国の気象情報を伝えた。
- キーワード
- 渋谷(東京)
自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る事件を受けて、国会はきょう衆参両院の予算委員会で集中審議が行われる。与党側が岸田首相に再発防止への決意をただすのに対し、野党側は岸田首相や起訴されなかった派閥幹部らの責任を追求する方針。また、与野党双方が政治資金規制法改正へ向けた具体案を示し岸田首相に見解を問うことにしている。
政治部・並木幸一が解説。並木は「政治改革については、各党がどこまで具体定期に折り合えるかがポイント」などと話した。各党がまとめた改革案を紹介。連座制の導入は複数の党が主張している一方、自民党内では慎重な意見もある。また政治資金パーティーの取り扱いについても隔たりがある。並木は「国会議員の処遇や資金に直結するので、合意形成が難航することも予想される。しかし政治への信頼回復のため互いに歩み寄る前向きな議論を期待したい」と話した。また岸田総理大臣については「政治不信を招いたことを陳謝して、再発防止策を通じて信頼回復を目指すこととしている」などと話した。今後の政治日程を紹介。並木は「岸田総理が賃上げの実現などで成果を挙げて、政権を立て直せるかが焦点になる」と話した。
「リトルベビー」とも呼ばれる低出生体重児は発育や発達の遅れなどのリスクが大きいとされることから、多くの親が不安を感じながら子育てをしている。日本で生まれた赤ちゃんのうち、低出生体重児の割合は2022年で9.4%とおよそ10人に1人の割合となっている。こうした赤ちゃんを育てる親たちを支えようという取り組みも始まっており、「リトルベビーハンドブック」は全国で広がっているという。
静岡市で暮らす小林さとみさんは22年前に双子の赤ちゃんを出産した。体重は927gと466gと、ともに小さな赤ちゃんだった。母子手帳を開く度につらい思いをしたという。そこで小林さんは13年前、静岡県のグループで「リトルベリーハンドブック」を作った。「リトルベリーハンドブック」は40の都道府県で導入されていて、残りの7都道府県でも導入を予定、または検討されている。昨年ハンドブックが導入された愛媛県で暮らす二宮さんの娘・笑芽ちゃんは657gで生まれ、肺や心臓などが十分に機能していなかったため、医療的ケアが続いたという。そんな中、夫婦を支えたのが「リトルベリーハンドブック」だったという。自治医科大学教授・河野由美教授は「今後、医療・福祉・教育の場でも活用・情報共有されることに期待したい」としている。
凍ったぶどうから造られるアイスワインは、濃厚な甘みが特徴で、デザートワインとして親しまれる。アイスワイン用のぶどうの収穫は12月に行われる。生産者の深田英明さんは、「極寒・北見というぐらいで、アイスワインとかこういう特徴のあるやつは有利なところがある」と話す。凍結と乾燥を繰り返すことで甘みが凝縮され、秋に収穫するぶどうと比べると半分ほどの大きさになる。糖度は33度あり、通常より10度以上高い。
茨城 常陸太田では特産品の「凍みこんにゃく」作りが最盛期を迎えている。寒さを生かした伝統食材で、夜に凍結させたこんにゃくを昼に解凍・乾燥させる。これを繰り返すことで繊維が形成され弾力が強くなる。近年凍みこんにゃくを作る農家は数件にまで減っているが、海外に紹介され注目されている。この日は凍みこんにゃくを使った煮物を試食した。凍みこんにゃく作りの作業は来月まで続く。
EUは今年3月からiPhoneのアプリを外部アプリストアから取得することと、外部の決済手段が使えることを認めると発表した。これまでiPhone利用者はアプリの取得は「アップストア」から、支払いはアップルの決済手段に限られていた。アップルは外部からのアプリ取得はセキュリティーの面からリスクがあるとして否定的だったが、EUはIT企業を規制する「デジタル市場法」が3月から全面適用されることになったため対応を迫られた。日本でも巨大IT企業を規制する新法をつくる方針。
渋谷区のデパートではことし新たにパティシエによる実演を始めた。その場で高級チョコレート菓子を作り提供するサービスで、価格は4000円台から。豊島区のデパートではイートインで新たにアップサイクルの取り組みを始めた。
パリパラリンピックの選考をめぐり、パラアーチェリーの男子選手4人が日本スポーツ仲裁機構に仲裁を申し立てた。日本身体障害者アーチェリー連盟は、それまで世界選手権などで出場枠を獲得した選手がパリ大会代表内定としていた。しかし去年6月、今年の国内選考会で決めると変更されたという。申し立てた選手たちは“内定のため世界選手権に照準を合わせていた選手にとって不意打ちとなる決定だった”とした上で、“選考対象とされていた国際大会に出場していない選手を代表とする可能性を残すため変更は不合理”だと訴えている。連盟は“継続中の案件であり回答を差し控える”とコメントしている。