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富士山が噴火した場合、2週間にわたって自宅での避難生活を余儀なくされる可能性があるという。今回、富士山の麓に暮らす人達と対策を考える。
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富士吉田市でゲストハウスを営む白井さん宅を吉本充宏氏が訪問した。白井さんは富士山の噴火に漠然とした不安を抱いていて、吉本氏は市が発行する避難対策ガイドブックを紹介。地図には避難対象エリアが記され、白井さん宅は第3次避難対象エリアに該当。3時間以内に溶岩流が到達する可能性がある。「噴火警戒レベル4」が出たら、避難するべきだという。
吉本充宏氏によると、富士山は人間の年齢に換算すると小学生くらいで、噴火する可能性は充分にある。また、噴火する場所が分かりづらく、行政の指示に従って避難するべきだという。また、吉本氏は富士山の溶岩流の速度は時速2km、時速4kmにのぼる歩行速度で逃げることができるという。
富士山が噴火し、西南西の風が吹くと、東京や神奈川で火山灰が数cmから10cmほど積もるという。濡れた火山灰が電柱などに付着すると停電の原因になり、浄水場の運転が停止して断水を惹起しかねない。鉄道は0.5mmの降灰で運行停止になる。また、火山灰の厚さが10cmを超えると、二輪駆動車はスタックしてしまう。
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雨を含んだ火山灰は重くなり、木造家屋は倒壊のリスクがある。30cm以上に達したら、原則避難する必要があるという。一方、30cm未満なら自宅での生活を継続するべきだという。吉本氏は「災害に対して物流が止まったとき、1週間ほど頑張れるようにしておくと非常によい」と話す。子どもがいるなら、電気を使わないゲームを用意しておくこと。フィルター付きの換気扇ならば使っても問題ない。フィルターがないと、火山灰が逆流して室内に入ってくる可能性あり。また、室外機近くに5cm以上の灰が積もると、正常に稼働しなくなる。鹿児島では桜島の火山灰対策として室外機に屋根がもうけられている。
火山灰が降り止んだ段階で外出する際、肺や目に入らないよう防塵マスク、ゴーグルをつけるのが望ましい。また、マスクのなかに濡れたハンカチを入れるだけでも有害物質を防ぐ効果がある。
火山灰の清掃作業を行うのが県と災害協定を結ぶ民間企業でつくる団体。そのうちの1つが塗装業者で、高圧洗浄機はこびりついた火山灰を落とすのに有効だという。また、重機を使って除灰作業を行うのが富士・東部建設業協会で、80社が加盟している。懸念材料は火山灰の置き場所の選定が全く進んでいないこと。今後、山梨、静岡、神奈川の3県で降灰対策の協議していくという。
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吉本充宏氏は「富士山の噴火でどういったことが起こるか、どのタイミングで避難するべきか理解しておくべき」などと語った。
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