- 出演者
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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
滝の守り人 清流と生きる夫婦
広島・府中市で滝を守り続ける夫婦に密着した。
滝の守り人 清流と生きる夫婦
三郎の滝
広島・府中市で三郎の滝を管理している昇さんは、26歳のときに知り合った由利子さんと結婚し3人の子どもに恵まれた。36歳のとき、夫婦のもとに管理人が不在だった滝の管理をしてもらえないかと市役所から依頼が舞い込んだ。夫婦で滝の管理人になったが、滝の周りは荒れ放題だった。当初滝の管理は夏だけだったが、昇さんは専念するため牛乳配達の仕事をやめた。新たに釣り堀や露天風呂も作り、滝の周囲に紅葉や桜を植えていった。
滝開き
2023年10月
2023年10月、紅葉の季節を前に伸びすぎた紅葉を剪定した。昇さんが植えた紅葉は800本。日当たりを良くするために木を切り倒した。作業を手伝ってくれていた人たちはここ数年で相次いで亡くなり、1人でやることが増えた。滝の整備のために昇さんは道具などを買い揃えたが、府中市からの委託管理料は月12万円のみだった。また月2回ほど弟の仕事を手伝っていた。昇さんは5000円でも1万円でも小遣い的にくれればそれでものが買えると話した。11月に紅葉は見頃を迎えていた。
2024年1月
2024年1月、三郎の滝は厳しい冬を迎えた。75歳になった昇さんは冷たい水に耐えながら作業をしていた。由利子さんはパーキンソン病を患っており、昇さんの手伝いもできることが限られてきた。昇さんは前を向いて死にたい、滝へ向かって死にたいという気持ちがあると話した。2024年4月、昇さんは三郎の滝で38回目の春を迎えた。
2024年5月
2024年5月、滝開きに向けた準備が始まった。滝に来て39年が経ち、昇さんは夫婦ふたりで同じ状態で明日も生きていきたいと話した。
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- 三郎の滝
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。
次回予告
次回予告。